incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
IncidentLogインシデントログ

2026-10-16 公表 · studio-20261016

Studio:不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い

不正アクセス情報漏えい調査中AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
公表に記載なし
対象となった情報
アカウント ID、メールアドレス、パスワード(ハッシュ)
他 2 種
侵入経路
Web アプリ・CMS・プラグインの脆弱性
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
調査中

要約

公表文の事実のみ

Studio株式会社は2026年10月16日、同社が利用するクラウド環境に第三者による不正アクセスがあり、預かっている顧客の情報が外部に流出した可能性があると公表した。第三者はStudioの一部機能の脆弱性を悪用し、2026年9月30日から10月1日にかけて不正にアクセスして環境内のデータを外部から取得できる状態にしており、この状態は10月14日に同社が対処するまで続いた。同社は10月13日に社内調査で不正アクセスを確認し、13日から14日に脆弱性を修正して経路を塞いだ。実際に取得された事実は確認できていないが、取得されたものとみなして対応している。対象はStudioに登録するすべての顧客で、アカウント情報(ユーザー名、メールアドレス、ハッシュ化されたパスワードなど)、Studio上で管理するデータ(CMSの内容やフォームの送信内容など)、ライブプレビューのURL、設定に含まれる認証情報(外部サービスのAPIキーやトークンなど)が流出した可能性がある。暗号化して保存していた情報も復号鍵が同時に読み出されたため内容を知られた可能性がある。「Studio AI」先行利用申込者(2022年12月〜2023年8月)のメールアドレス等も対象。件数は精査中で、同社はパスワード変更や各種キーの切り替えを依頼し、個人情報保護委員会への報告を進めている。

組織
Studio株式会社企業
業種
情報通信業 · 情報サービス・SaaS
所在地
東京都
発生(判明)期間
2026-09-30 〜 2026-10-01
根拠:「2026年9月30日〜10月1日(日本時間):第三者による不正アクセス」[s1]
検知日
2026-10-13
根拠:「2026年10月13日:社内の調査により不正アクセスを確認」[s1]
第1報の公表日
2026-10-16
根拠:「2026年10月16日:本お知らせを公開」[s1]
復旧日
2026-10-14
根拠:「2026年10月14日に弊社が対処するまで続いておりました」[s1]
影響件数
公表に記載なし
対象となった情報
アカウント ID、メールアドレス、パスワード(ハッシュ)、認証トークン、その他
根拠:「ユーザー名、メールアドレス、ハッシュ化されたパスワードなど」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
根拠:「外部に流出した可能性があることが判明いたしました」[s1]
侵入経路
Web アプリ・CMS・プラグインの脆弱性 公表に明記
根拠:「Studioの一部機能の脆弱性を悪用して弊社のクラウド環境に不正にアクセス」[s1]
原因(公表の記述)
第三者がStudioの一部機能の脆弱性を悪用してクラウド環境に不正にアクセスし、環境内のデータを外部から取得できる状態にした。脆弱性は修正済みで経路も遮断済み。詳細な原因調査は外部の専門機関に依頼すべく調整中。
公表文の記載項目
原因 あり件数 なし時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 発生2026-09-30〜 2026-10-01
  2. 13 日中央値 2 日検知2026-10-13
  3. 1 日復旧2026-10-14
  4. 2 日第1報2026-10-16
  5. 4 日続報2026-10-203 件
  6. 最終報告未公表

検知から第1報まで 3 日(全事案の中央値 4 日)

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に対象の範囲の記載はありません。

すべきこと

  • そのサービスのパスワードを変え、同じパスワードを使っている他のサービスも変える。多要素認証が使えるなら有効にする。
  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

問い合わせ窓口

  • 専用ページ・フォーム: https://studio.design/ja/security/notice/2026-10-incident
  • 受付時間: 受付24時間、回答は平日10:00〜18:00
  • ログインできる場合はサポートセンターの「メッセージ」、できない場合は不正アクセスに関するお問い合わせ窓口(フォーム)

窓口の情報は公表時点のものです。最新は組織の公表を確認してください。 [s1]

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-16第1報【重要】不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報)

    Studio株式会社は2026年10月16日、クラウド環境への第三者の不正アクセスにより顧客情報が外部に流出した可能性があると公表した。9月30日から10月1日に一部機能の脆弱性が悪用され、10月14日に対処するまで環境内のデータを外部から取得できる状態だった。脆弱性は修正済みで、全顧客にパスワード変更等を依頼した。

    原文 · 保存版(当サイト)
  2. 2026-10-17続報【重要】フォーム機能をご利用のお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内

    Studio株式会社は2026年10月17日、フォーム機能を利用する顧客向けに個人情報保護委員会への報告の進め方を案内した。同委員会からの要請を受け、顧客による個別の報告をいったん保留するよう求め、同社が取りまとめて顧客と連名で報告できるか同委員会と協議するとした。サイト利用者本人への通知は保留の対象外とした。

    変更点: 個人情報保護委員会への個別報告の保留を顧客に依頼、連名での報告の可否を同委員会と協議予定、本人への通知は保留の対象外

    原文 · 保存版(当サイト)
  3. 2026-10-18続報Studioにおける不正アクセスに関するご案内

    Studio株式会社は2026年10月18日、本件の概要・FAQ・機能別の対応をまとめた案内ページを公開した。10月14日午前2時30分ごろに全ユーザーを一括ログアウトし、同日Googleスプレッドシート連携の鍵を更新、10月17日にフォーム送信内容等の暗号化鍵を切り替えた。第三者が取得した認証情報には書き換え権限も含まれていたが、改ざん・削除の記録はないと確認した。対象件数は精査中。

    変更点: 案内ページ(FAQ・機能別の対応)を公開、10月14日に全ユーザーを一括ログアウト、Googleスプレッドシート連携の鍵を更新、10月17日に暗号化鍵を切り替え、取得された認証情報による改ざん・削除の記録はないと確認、対象件数は精査中

    原文 · 保存版(当サイト)
  4. 2026-10-20個人情報保護委員会へ報告【重要】フォーム機能をご利用のお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内(2026年10月20日 続報)

    Studio株式会社は2026年10月20日、個人情報保護委員会と協議した結果、フォーム機能を利用する顧客が自ら個別に報告するか、同社が取りまとめて顧客と同社の連名で報告するかを選べることになったと案内した。連名で報告した場合は本件に限り速報の目安期間を超過しても報告遅延として扱われない。申込方法と受付期間は決まり次第案内する。

    変更点: 個人情報保護委員会への報告は個別か連名かを顧客が選択可能に、連名報告は速報の目安期間超過でも報告遅延と扱わない、連名報告の申込方法と受付期間は後日案内

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-21

公表によれば、Studio株式会社は2026年10月13日に社内調査で不正アクセスを確認し、13日から14日にかけて脆弱性を修正して経路を塞いだ。第三者による不正アクセスは9月30日から10月1日(10月16日時点で確認できている期間)で、10月14日の対処まで外部からデータを取得できる状態が続いていた。同社は10月16日に第一報を公開した。[s11][s10]

同社の発表をふまえ、Studioを利用する企業や自治体が相次いで影響範囲を公表している。いずれも、第三者が実際に情報を取得した事実や二次被害は確認されていないとしている。ただし、同社は取得されたものとみなして対応を進めている。[s9][s10]

埼玉県は、さいたま緑の森博物館の指定管理者である石坂産業株式会社から10月16日に連絡を受けたと発表した。同博物館がイベント申込や問い合わせの受付に使う外部サービスが対象で、個人情報162件(10月16日時点)について漏えいの可能性を否定できないとしている。漏えいの有無と範囲は確認中で、現時点で不正利用は確認されていないという。[s8]

青森市は10月19日、公民連携ポータルサイトの運営元であるStudio社からの報告で判明したと公表した。令和5年7月から令和6年1月までの特定期間に提案のあった11件が対象で、企業・団体名、部署・役職、担当者名、所在地、電話番号、メールアドレス、件名、提案内容、添付ファイル名が流出した可能性がある。添付ファイルの中身は含まれないという。市は、安全性が確認できるまで、企業等からの提案をポータル経由とせず担当課へ直接送信する方法に変更した。[s11]

株式会社トドケールは10月19日、コーポレートサイトのお問い合わせフォームの情報が対象に含まれる可能性があると公表した。件数は2,345件、期間は2023年10月4日から2026年10月14日で、項目は会社名、氏名、メールアドレス、電話番号(任意入力)、お問い合わせ内容である。サービスサイトのフォームや、同社のクラウド型配達物・郵便物管理サービスの契約者情報は対象外で、同社のサービスやシステムへの不正アクセスも確認されていないという。同社はStudioのパスワード変更、連携設定の確認・切替、問い合わせデータの削除を実施し、対象者への個別連絡を完了した。[s9]

さんぎょうい株式会社は10月20日、採用サイトの応募エントリーフォームを利用した応募者41名分の情報(氏名、メールアドレス、電話番号、都道府県、添付ファイルのファイル名)が流出した可能性があると公表した。Studio社によれば添付ファイルは名称のみが対象で、中身は含まれない。同社は、同社の取引先担当者情報、問い合わせ情報、産業医・医療従事者からの情報は、これらのフォームにStudioを利用していないため対象外としている。[s10]

これらの公表から、Studioで作成したサイトのフォーム送信内容が、利用企業や自治体の個人情報の漏えい可能性に直結していることがわかる。各者は、本件に便乗した不審なメールやSMS、電話への注意を呼びかけ、心当たりのない連絡に記載されたURLへのアクセスや認証情報の入力を控えるよう求めている。[s9][s10]

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

Web アプリ・CMS・プラグインの脆弱性: SQL インジェクション、既知 CVE、管理画面の脆弱性 · ATT&CK T1190

Web アプリや CMS、プラグイン、管理用 API の既知の脆弱性や SQL の組み立て不備を、インターネット側から突いて侵入する手口。公開システムは常に攻撃対象になり、修正の遅れが入口になる。s3s5

兆候と見分け方

  • Metabase では POST /api/session/reset_password(400)に続き GET /api/user/current(200)が出れば、侵害の可能性が高いとされる s2
  • User-Agent に curl や python-requests が見られ、不審な送信元 IP(例 213.163[.]202[.]171)からのアクセスが確認されている s1
  • Web シェルへの GET・POST の繰り返しアクセスや、アプリケーションサーバー上の .war・.jsp ファイルの出現が手掛かりになる s1
  • API で権限変更や不正アカウント作成が行われた形跡が、被害の痕跡として挙げられている s1

備えの要点

  • JPCERT/CC は、既知の脆弱性の影響版を使っているなら修正済みのアップデートを適用するよう勧めている s1
  • Metabase は、直ちに更新できない場合に /api/session/reset_password への通信遮断を案内している s2
  • JPCERT/CC は、業務上不要な管理機能の公開停止と、API へのレート制限、各エンドポイントのアクセス制御、トークンの最小権限化・有効期限設定を勧めている s1
  • 内閣官房国家サイバー統括室は、多要素認証の導入、不要アカウントの無効化、ログ保管と大量アクセスの監視を求めている s3

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 情報通信業の事案 · 東京都の事案 · Web アプリ・CMS・プラグインの脆弱性の事案

出典

項目別の根拠引用(7)
  • disclosedAt: 「2026年10月16日:本お知らせを公開」[s1]
  • occurredFrom: 「2026年9月30日〜10月1日(日本時間):第三者による不正アクセス」[s1]
  • detectedAt: 「2026年10月13日:社内の調査により不正アクセスを確認」[s1]
  • restoredAt: 「2026年10月14日に弊社が対処するまで続いておりました」[s1]
  • cause.initialAccess: 「Studioの一部機能の脆弱性を悪用して弊社のクラウド環境に不正にアクセス」[s1]
  • affected.confirmation: 「外部に流出した可能性があることが判明いたしました」[s1]
  • affected.dataTypes: 「ユーザー名、メールアドレス、ハッシュ化されたパスワードなど」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-21
更新
2026-10-22
出典の最終取得
2026-10-22
識別子
studio-20261016
  • 2026-10-21更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-10-22更新: 背景と関連情報を出典 4 件で追加(自動)

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