incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
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2026-10-19 公表 · kanuma-fire-department-20261019

鹿沼市消防本部:119ライデン及びネット119(防災及び緊急通報システム)への不正アクセスについて

不正アクセスサプライチェーン情報漏えい第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
106人
市の防災及び緊急通報システムサービスに登録した住民及び消防職員・消防団員 · 可能性
対象となった情報
メールアドレス
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

鹿沼市消防本部は2026年10月19日、消防職員・消防団員向けにメールで招集連絡と出動指令を行う「119ライデン」と、聴覚や言語機能に障がいのある住民がインターネットでチャット形式の119番通報ができる「ネット119」について、システム管理者の株式会社アルカディアから同日17時39分に、同社が運営する両システムに不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性がある旨のメール連絡を受けたと公表した。漏えいしたおそれのある情報は、市の防災及び緊急通報システムサービスに登録した住民及び消防職員・消防団員のメールアドレスで、漏えいした可能性のある人数は106人。同日現在のシステム登録者数は119ライデンが819人、ネット119が48人で、漏えい先は現時点で不明としている。システムの停止はなく情報伝達体制への影響はないとし、関係部局と連携して必要な報告を行うとともに同社の調査結果を注視し、漏えいの可能性がある住民及び消防職員・消防団員に不審なメールへの注意喚起を行うとしている。

組織
鹿沼市消防本部自治体
所在地
栃木県
検知日
2026-10-19
根拠:「令和8年10月19日(月曜日)17時39分」[s1]
第1報の公表日
2026-10-19
根拠:「掲載日 令和8年10月19日」[s1]
影響件数
市の防災及び緊急通報システムサービスに登録した住民及び消防職員・消防団員 106人(可能性)
根拠:「【漏洩した可能性のある人数】106人」[s1]
対象となった情報
メールアドレス
根拠:「【情報】メールアドレス」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
根拠:「不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性がある旨のメール連絡を受ける」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「同社が運営する119ライデン及びネット119に、不正アクセスによる」[s1]
原因(公表の記述)
システム管理者である株式会社アルカディアが運営する119ライデン及びネット119への不正アクセス。
委託先・SaaS
株式会社アルカディア
根拠:「株式会社アルカディア(大阪府箕面市桜井一丁目10番28号)」[s1]
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-19
  2. 同日中央値 4 日第1報2026-10-19
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「市の防災及び緊急通報システムサービスに登録した住民及び消防職員・消防団員」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-19第1報119ライデン及びネット119(防災及び緊急通報システム)への不正アクセスについて

    鹿沼市消防本部は2026年10月19日、システム管理者の株式会社アルカディアから同日17時39分に、同社が運営する119ライデン及びネット119への不正アクセスで個人情報漏えいの可能性があると連絡を受けたと公表した。登録した住民・消防職員・消防団員のメールアドレス106人分が対象で、システムの停止はない。

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-21

鹿沼市消防本部の公表は、委託先アルカディアの運営する「119ライデン」と「ネット119」への不正アクセスに関するものである。この事案は、同社の防災情報配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」などを狙った一連の不正アクセスの一部とみられる。

経緯について、piyologはアルカディアが10月19日に公表した「不正アクセスの経過と当社の対処について」を引いている。それによると不正アクセスは10月11日6時26分に始まり、同日16時30分ごろに不審な挙動が確認され、23時40分にデータベースの異常な負荷から検知された。12日3時に経路を遮断して脆弱性を修正した。13日にはSpeeCAN RAIDENとライデン・スクールの2サービスを緊急停止し、15日15時10分に復旧した。[s3] 13日から14日にかけて、NET119、旧119RAIDEN、社内会計サブシステムのデータベースでも不正アクセスの痕跡が見つかった。[s3] 14日の公式ブログ更新で、NET119と119RAIDENにも漏えいの可能性があると公表された。[s3] 鹿沼市消防本部が同社から連絡を受けたのは19日で、これは侵入の開始から8日後、NET119と119RAIDENへの影響が公表された14日からも5日後にあたる。[s3] 下野新聞は、鹿沼市消防本部がメールアドレス漏えいのおそれを公表したと報じた。[s4]

侵入経路について、piyologとrocket-boysは、添付ファイルを公開するメディアサーバーにディレクトリパストラバーサルの脆弱性があったと伝えている。アルカディアの公表によれば、内部ソースファイルから設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが取得され、アカウントIDに対する総当たり攻撃が行われた。ログインされたセッションから内部情報が取得されたという。[s3][s5] rocket-boysによると、同社の第12報では11日16時33分ごろにディレクトリトラバーサルが試みられ、16時39分には設定ファイルの取得に成功した記録が示されている。[s5] raiden3のデータベースでは書き換えられた箇所が複数見つかり、同社は15日に手作業で修正し、ソースコードの改竄がないことを確認したとしている。[s3] 侵入後にはバックドアが設置され、13日1時17分から不正なメール配信が始まった。同社は4時25分に検知し、7時16分に配信を停止した。[s3] rocket-boysによると、不正プログラムから外部に送信されたメールは計142万3,428件で、カード会社を装ったフィッシングが疑われるメールが多数含まれる。この件数は漏えい人数を示すものではない。[s5]

攻撃者側については、出典にリークサイトへの掲載や犯行声明は示されておらず、グループの特定もされていない。

影響の規模について、アルカディアが示した最大件数はSpeeCAN RAIDENでメールアドレス約313万6,000件、電話番号約10万5,000件、FAX番号約1万5,000件で、同社はこれを推定値としている。[s3] NET119は9,020件のメールアドレスに紐づく個人情報、119RAIDENはメールアドレス約9万7,000件、電話番号約1万7,000件、FAX番号約400件である。NET119の項目には利用者の名前、生年月日、住所などが含まれる。[s3] 鹿沼市の106人は、システム登録者数(119ライデン819人、ネット119 48人)とは別の、漏えい可能性のある人数である。rocket-boysも両者を混同しないよう注意を促している。[s5]

サプライチェーンの面では、同社のサービスは9月末時点で875件の契約があり、自治体のほか民間企業や団体も導入していた。[s3] 総務省によると、14日午後5時時点で都道府県6、市区町村104、一部事務組合1の計111団体からサービス停止や漏えいの報告が届いている。[s3] rocket-boysは、10月20日の再調査で個別に公表した都道府県・市区町村を計210行政主体としたうえで、これは流出が確認された数ではなく、同一事業者に起因する一つの事案としての集計だと断っている。栃木・愛知などの県警察や広域消防組合は別枠で整理されている。[s5] 停止の影響は防災メールにとどまらず、職員への配備体制の一斉連絡やダム放流通知の電話連絡にも及んだ。[s3] 鹿沼市のようにシステム停止がなかった例もある。[s5]

再発防止策として、アルカディアは19日の公表で、セキュリティ専門の第三者機関による詳細調査を依頼するとしている。あわせて、全サービスへのLLMを活用した脆弱性診断とコードレビュー、外部委託による脆弱性診断、データベースへのアクセス方法の見直し、パスワードのサービスごとの個別設定、自動監視の強化、SOC導入の検討を挙げた。[s3] 同社はすべての顧客に、ログインパスワードを変更してから利用するよう求めている。[s3] rocket-boysは、登録者に届く不審メールへの警戒が必要で、メールアドレスなどが知られた場合は偽装連絡や標的型メールの二次被害があり得ると指摘している。[s5]

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 公務(他に分類されるものを除く)の事案 · 栃木県の事案 · 委託先・SaaS 経由の事案

出典

項目別の根拠引用(7)
  • disclosedAt: 「掲載日 令和8年10月19日」[s1]
  • detectedAt: 「令和8年10月19日(月曜日)17時39分」[s1]
  • cause.initialAccess: 「同社が運営する119ライデン及びネット119に、不正アクセスによる」[s1]
  • cause.supplierSlug: 「株式会社アルカディア(大阪府箕面市桜井一丁目10番28号)」[s1]
  • affected.counts[0]: 「【漏洩した可能性のある人数】106人」[s1]
  • affected.dataTypes: 「【情報】メールアドレス」[s1]
  • affected.confirmation: 「不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性がある旨のメール連絡を受ける」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-21
更新
2026-10-22
出典の最終取得
2026-10-22
識別子
kanuma-fire-department-20261019
  • 2026-10-21更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-10-22更新: 背景と関連情報を出典 3 件で追加(自動)

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