incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
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2026-10-21 公表 · funabashi-city-20261021

船橋市:「NET119緊急通報システム」における第三者からの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について

不正アクセスサプライチェーン情報漏えい第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
公表に記載なし
対象となった情報
氏名、生年月日、住所
他 3 種
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

船橋市は2026年10月21日、市消防局が運用する「NET119緊急通報システム」について、システムの運用先で第三者による不正アクセスが行われ、登録情報が漏えいした可能性があることが判明したと公表した。同システムは聴覚や言語機能に障害などがあり音声による通報が困難な人のための緊急通報システムで、スマートフォンなどから119番通報ができるもの。経緯として、システムの運用を委託している株式会社アルカディアから2026年10月14日15時00分に、同システムに第三者による不正アクセスが行われた形跡があり個人情報が漏えいした可能性があることを確認したとしている。漏えいした可能性がある情報は、登録者の名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号、他サービス登録時に入力した情報。市は委託業者に原因究明と再発防止策の報告を求めるとともに、登録者に個別に知らせており、本件に関連した不審なメールなどへの注意を呼びかけている。

組織
船橋市自治体
所在地
千葉県
検知日
2026-10-14
根拠:「2026年10月14日15時00分、「NET119緊急通報システム」に第三者によ」[s1]
第1報の公表日
2026-10-21
根拠:「更新日:令和8(2026)年10月21日(水曜日)」[s1]
影響件数
公表に記載なし
対象となった情報
氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、その他
根拠:「登録者の名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
根拠:「個人情報が漏えいした可能性があることを確認いたしました」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「システムの運用を委託している業者(株式会社アルカディア)より」[s1]
原因(公表の記述)
NET119緊急通報システムの運用を委託している株式会社アルカディアのシステムで第三者による不正アクセスが行われた形跡があり、登録情報が漏えいした可能性がある。
公表文の記載項目
原因 あり件数 なし時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-14
  2. 7 日中央値 4 日第1報2026-10-21
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に対象の範囲の記載はありません。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。
  • なりすましによる契約・申込に注意する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-21第1報「NET119緊急通報システム」における第三者からの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について

    船橋市は2026年10月21日、消防局のNET119緊急通報システムの運用委託先(株式会社アルカディア)で第三者による不正アクセスの形跡があり、登録者の名前・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなどが漏えいした可能性があると公表した。10月14日に委託先から連絡を受け、登録者へ個別に知らせている。

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-21

アルカディアの不正アクセスは、船橋市のNET119が影響を受けた事案の一部である。piyologによれば、不正アクセスは10月11日6時26分に始まった。アルカディアが19日に公表した「不正アクセスの経過と当社の対処について」を引くと、原因は添付ファイルを公開しているメディアサーバーに内部URLへアクセスできるディレクトリパストラバーサルがあったことで、内部ソースファイルから設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが取得され、そのキーを使ってアカウントIDへの総当たり攻撃が行われた。ログインされたセッションから内部情報が取得されたという[s3]。同社は11日16時30分に不審な挙動を確認し、同日23時40分にデータベースの異常な負荷から不正アクセスを検知した。翌12日3時に経路を遮断し、ファイルサーバーの脆弱性を修正して調査を始めた[s3]。

13日未明には1時17分からメールの送信が始まり、最終的に1000件ずつの配信になった。アルカディアは大量配信からバックドアの設置に気づき、4時25分に不正なメール配信を検知して、7時16分に停止した[s3]。13日11時からは侵入経路となった2サービス(SpeeCAN RAIDENとライデン・スクール)の緊急停止を開始し、17時にはアクセス元IPアドレスを遮断した[s3]。13日から14日にかけて、NET119、旧119RAIDEN、社内会計サブシステムのデータベースでも不正アクセスの痕跡が見つかった[s3]。14日15時00分更新の公式ブログで、NET119と119RAIDENに第三者による不正アクセスの形跡があり、個人情報が漏えいした可能性があると公表した[s3]。船橋市の公表の「14日15時00分」はこの更新時刻に当たる。15日15時10分に緊急停止していた2サービスが復旧し、すべてのサービスの復旧が完了した[s3]。

NET119について、piyologは漏えいの可能性がある対象URLとして net119.speecan.jp、net119fd.speecan.jp、fs119.ktaiwork.jp を挙げている。件数は16日の公式ブログ更新で、9,020件のメールアドレスに紐づく個人情報と確定した[s3]。豊岡市は同市のNET119利用者(45件程度)について、既往症やかかりつけ医も取り扱い情報として挙げている[s3]。

影響はNET119にとどまらない。アルカディアが示した SpeeCAN RAIDEN の最大件数は、メールアドレス約3,136,000件、電話番号約105,000件、FAX番号約15,000件で、同社はこれを推定値としている。119RAIDENは、メールアドレス約97000件、電話番号約17000件、FAX番号約400件である[s3]。同社の防災情報配信サービスは9月末時点で875件の契約があった。総務省によれば、14日午後5時時点で都道府県6、市区町村104、一部事務組合1の計111団体からサービス停止や個人情報漏えいの報告があった[s3]。停止は防災メールのほか、職員への配備体制の一斉連絡やダムの放流通知の電話連絡にも及んだ。綾瀬市は、運用再開までは緊急情報の配信が防災行政無線だけになるとした[s3]。

アルカディアは今後の対応として、社内LLMによる脆弱性診断とコードレビュー、外部委託による脆弱性診断、データベースへのアクセス方法の見直し(2段階認証の導入)、自動監視の強化とSOC導入の検討を挙げている。より詳細な調査と対策は、セキュリティ専門の第三者機関に依頼するとしている[s3]。

同時期には、船橋市が利用するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」でも、運営のトラストバンクが10月19日、不正アクセスの疑いを検知し関連サービスを一時停止して調査中と報告している。船橋市の公表によれば、被害の有無は事業者が調査中である[s2]。アルカディアの件との関連を示す記述はない。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 公務(他に分類されるものを除く)の事案 · 千葉県の事案 · 委託先・SaaS 経由の事案

出典

項目別の根拠引用(5)
  • disclosedAt: 「更新日:令和8(2026)年10月21日(水曜日)」[s1]
  • detectedAt: 「2026年10月14日15時00分、「NET119緊急通報システム」に第三者によ」[s1]
  • cause.initialAccess: 「システムの運用を委託している業者(株式会社アルカディア)より」[s1]
  • affected.confirmation: 「個人情報が漏えいした可能性があることを確認いたしました」[s1]
  • affected.dataTypes: 「登録者の名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-21
更新
2026-10-22
出典の最終取得
2026-10-22
識別子
funabashi-city-20261021
  • 2026-10-21更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-10-22更新: 背景と関連情報を出典 3 件で追加(自動)

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