incidentlog.jp最終更新 2026-11-06
IncidentLogインシデントログ

2026-11-04 公表 · itami-city-20261104

伊丹市:伊丹市が提供するサービスにかかる不正アクセスによる情報漏えいの可能性について

不正アクセス情報漏えいサプライチェーン第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
9,326件
市立学校緊急時のお知らせ(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 · 可能性 · 他 4 区分
対象となった情報
メールアドレス
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

伊丹市は2026年11月4日、市のシステムが利用している外部のメール配信サービス提供事業者であるアララ株式会社が第三者による不正アクセスを受け、市のシステムの利用者の情報が漏えいした可能性があるとの報告を、11月2日にシステム提供事業者から受けたと公表した。対象は伊丹市メールマガジンシステムと伊丹市オンライン申請システムで、漏えいした可能性がある情報はメールアドレス等。漏えいの有無を含めて確認中で、メールマガジンの直近の登録件数は市立学校緊急時のお知らせ9,326件、伊丹市職員参集メール2,206件、市税納期限メールお知らせサービス1,954件、さがしてメール1,777件、伊丹市消費生活情報メール1,679件としている。過去に配信していたメールマガジンとオンライン申請システムの件数は調査中で、オンライン申請システムはクレジットカード等の決済に関する情報を保有していない。メール配信機能は緊急メンテナンス中で復旧見込みは未定、オンライン申請システムでは利用者登録、メールアドレスの変更、パスワードの再設定ができない。現時点で市の他のシステムへの不正アクセス等は確認されていない。

組織
伊丹市自治体
所在地
兵庫県
第1報の公表日
2026-11-04
根拠:「更新日:2026年11月04日」[s1]
影響件数
市立学校緊急時のお知らせ(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 9,326件(可能性) / 伊丹市職員参集メール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 2,206件(可能性) / 市税納期限メールお知らせサービス(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 1,954件(可能性) / さがしてメール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 1,777件(可能性) / 伊丹市消費生活情報メール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数 1,679件(可能性)
根拠:「市立学校緊急時のお知らせ・・・9,326件」[s1]
対象となった情報
メールアドレス
根拠:「メールアドレス等」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
根拠:「漏えいの有無を含めて現在確認中」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「アララ株式会社(以下「外部サービス事業者」という。)が、」[s1]「第三者による不正アクセスを受けたことにより」[s1]
原因(公表の記述)
市のシステムが利用する外部のメール配信サービス提供事業者(アララ株式会社)への第三者による不正アクセス
業務への影響
伊丹市メールマガジンシステムのメール配信機能、伊丹市オンライン申請システムの利用者登録・メールアドレスの変更・パスワードの再設定
根拠:「緊急メンテナンス中であり、復旧見込み日時は未定です。」[s1]
公表文の記載項目
原因 あり件数 なし時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 第1報2026-11-04
  2. 復旧未公表
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「市立学校緊急時のお知らせ(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数」、「伊丹市職員参集メール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数」、「市税納期限メールお知らせサービス(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数」、「さがしてメール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数」、「伊丹市消費生活情報メール(伊丹市メールマガジンシステム)の直近の登録件数」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-11-04第1報伊丹市が提供するサービスにかかる不正アクセスによる情報漏えいの可能性について

    伊丹市は、市のシステムが利用するメール配信サービス提供事業者のアララ株式会社が第三者による不正アクセスを受け、メールマガジンシステムとオンライン申請システムの利用者のメールアドレス等が漏えいした可能性があると公表した。漏えいの有無を含め確認中で、メール配信機能は停止している。

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-11-05

伊丹市の公表によれば、同市は2026年11月2日にシステム提供事業者から、外部のメール配信サービス提供事業者であるアララ株式会社への不正アクセスにより、市のシステムの利用者情報が漏えいした可能性があるとの報告を受けた。[s6] 伊丹市上下水道局の告知でも、オンライン申請システムのメール送信機能以外は利用できるとされ、水道使用開始届などの手続きや各種イベント参加申込フォームが該当する手続きとして挙げられている。[s6]

piyologの整理では、アララは2026年10月28日に自社のメール配信サービス「アララ メッセージ」への不正アクセスを確認し、10月29日の第1報、11月2日の第2報で被害を更新した。[s4] 10月27日8時36分には第三者による偵察とみられるアクセスがあった。[s4] 原因について、アララは第1報でシステムの一部の環境におけるWebサーバーの脆弱性を悪用されたとし、第2報で当該脆弱性に加えてシステム環境における問題も関係していたと更新した。侵入の開始時期と経路は調査中とされている。[s4] 攻撃者のリークサイト掲載や犯行声明は、出典には示されていない。

被害は3つの区分に整理されている。第1に、クレジットカード会社を装った不審メールが10月28日から30日にかけて2つの環境の合計で最大約713万通送信された。送信先は第三者が外部から持ち込んだメールアドレスである。[s4] 第2に、10月28日11時9分から15時43分にかけて、第三者が共用環境の管理画面に不正にログインし、データの出力機能等を悪用して、契約企業61社分のメールアドレス3,386,187件(重複を除く)と、5社が登録した顧客データ最大411,827件を持ち出した。[s4] 第3に、10月29日1時36分から30日2時22分に、当該サービスを経由して契約企業の環境のサーバー97台からデータベースの内容が持ち出された。対象は最大約380社、メールアドレスは約7,700万件(いずれも精査中)で、最終ユーザー数を示すものではないとされる。[s4]

アララは10月31日にアララ メッセージと「ASP repica」シリーズの全サービスを停止した。再開時期は未定で、再開時には契約企業に管理画面のパスワードと API キー等の再設定を依頼する予定という。[s4] 市のメール配信機能が緊急メンテナンス中となっているのは、この停止の影響とみられる。

影響は契約企業から委託先やシステム事業者を経由した利用組織へ広がった。piyokangoは11月4日時点で、組織自身の公表にアララとの関係が書かれていた125の組織とサービスを確認し、自治体は64団体で、多くはTKCのスマート申請や電子申請などを経由していたという。ただし、この数は各組織の公表を集めたもので総数ではない。[s4] 埼玉県の戸田市も11月4日、同じ事業者への不正アクセスにより、「いいとだメール」と「戸田市スマート申請システム」で使うメール配信サービスに影響が出ていると発表した。[s7]

アララは個人情報保護委員会への報告について、民間事業者向けに連名報告、行政機関と地方公共団体向けに代行報告を案内している。代行報告はガイドラインに定めがないが、同委員会がアララによる実施を認めたとされる。[s4] 当初は影響なしと伝えられた組織が後に対象と判明した例もあり、ワークマンとベルクは10月29日時点で影響なしとされていたが、11月2日から3日にかけて流出が判明した。[s4] 市民向けには、不審なメールを受信した場合に添付ファイルの開封やURLのクリックをせず削除するよう、市が注意喚起している。[s6]

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 公務(他に分類されるものを除く)の事案 · 兵庫県の事案 · 委託先・SaaS 経由の事案

出典

項目別の根拠引用(9)
  • disclosedAt: 「更新日:2026年11月04日」[s1]
  • summary: 「令和 8 年 11 月 2 日(月曜)、システム提供事業者から本市に対し、」[s1]
  • cause.initialAccess: 「アララ株式会社(以下「外部サービス事業者」という。)が、」[s1]
  • cause.initialAccess: 「第三者による不正アクセスを受けたことにより」[s1]
  • affected.confirmation: 「漏えいの有無を含めて現在確認中」[s1]
  • affected.counts[0]: 「市立学校緊急時のお知らせ・・・9,326件」[s1]
  • affected.dataTypes: 「メールアドレス等」[s1]
  • businessImpact.stoppedServices: 「緊急メンテナンス中であり、復旧見込み日時は未定です。」[s1]
  • summary: 「現時点では本市の他のシステムへの不正アクセス等は確認されていません」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-11-05
更新
2026-11-06
出典の最終取得
2026-11-06
識別子
itami-city-20261104
  • 2026-11-05更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-11-06更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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