incidentlog.jp最終更新 2026-11-06
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2026-11-05 公表 · kakaku-com-20261105

カカクコム:業務委託先への不正アクセスに伴う当社サービスをご利用いただいているお客さまのメールアドレス漏えいについて

情報漏えい不正アクセスサプライチェーン第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
約570万件
5サービス合計 · 確認済み · 他 6 区分
対象となった情報
メールアドレス、生年月日、アカウント ID
他 1 種
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
確認済み
第1報

要約

公表文の事実のみ

カカクコムは2026年11月5日、業務委託先のアララ株式会社が提供するメール配信サービスで第三者の不正アクセスによりメールアドレスが流出し、同社サービスの利用者分も含まれていたと公表した。漏えいした個人情報は約570万件で、食べログ約419万件、価格.com約137万件、スマイティ約14万件、求人ボックス142件、icotto4件。価格.comでは約65万件に誕生日・性別が含まれ、icottoではユーザーID2件が含まれる。メール本文は対象外。同社は食べログと求人ボックスの配信を復旧し、価格.com、スマイティ、icottoは配信を一時停止している。二次被害は確認されていない。

業種
情報通信業 · 情報サービス・SaaS
所在地
東京都
第1報の公表日
2026-11-05
根拠:「2026年11月05日」[s1]
影響件数
5サービス合計 約5,700,000件(確認済み) / 食べログ 約4,190,000件(確認済み) / 価格.com 約1,370,000件(確認済み) / 価格.com 誕生日・性別 約650,000件(確認済み) / 求人ボックス 142件(確認済み) / icotto 4件(確認済み) / icotto ユーザーID 2件(確認済み)
根拠:「約570万件となり」[s1]「食べログ | 約419万件」[s1]他 3 件
対象となった情報
メールアドレス、生年月日、アカウント ID、その他
漏えいの確認状況
確認済み
根拠:「メール本文は、本件の対象に含まれておりません」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「アララ社の提供するメール配信サービスにおいて、第三者からの不正アクセスにより」[s1]
原因(公表の記述)
業務委託先のアララ社が保持していたメールアドレスが、第三者の不正アクセスにより外部へ流出した。
業務への影響
価格.com、スマイティ、icotto
根拠:「メール配信一時停止:価格.com、スマイティ、icotto」[s1]
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 なし最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 第1報2026-11-05
  2. 復旧未公表
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいが確認されている。公表文に記載された対象の範囲は「5サービス合計」、「食べログ」、「価格.com」、「価格.com 誕生日・性別」、「求人ボックス」、「icotto」、「icotto ユーザーID」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。
  • そのサービスのパスワードを変え、同じパスワードを使っている他のサービスも変える。多要素認証が使えるなら有効にする。
  • なりすましによる契約・申込に注意する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-11-05第1報業務委託先への不正アクセスに伴う当社サービスをご利用いただいているお客さまのメールアドレス漏えいについて

    カカクコムは2026年11月5日、委託先アララ株式会社のメール配信サービスへの第三者の不正アクセスにより、食べログ、価格.com、スマイティ、求人ボックス、icottoの利用者のメールアドレス約570万件が流出したと公表した。メール本文は対象外で、二次被害は確認されていない。

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-11-05

アララ側の動きについて、日本経済新聞によれば、アララ(東京・港)はペイクラウドホールディングス子会社で、メール配信サービス「アララメッセージ」を運営している。同サービスは顧客企業から受け取った氏名やアドレスなどを使い、アララのサーバーを利用して利用客にメールを一斉送信する仕組みである [s4]。アララは11月2日に、同社が運営する顧客用サーバー97台が攻撃を受け、影響を受ける企業は最大で約380社にのぼると発表した。サービスは攻撃を検知した10月31日から停止している [s4]。

カカクコムの公表は11月5日である。公表によれば、同社はアララ社からの報告を受けて事態を把握した [s5]。日本経済新聞は、5日にカカクコムのほか三井住友銀行などが新たに漏えいを発表し、影響は今後も続くおそれがあると報じた [s4]。

影響は他社にも及んでいる。同紙によれば、三井住友銀行は取引先の法人・個人事業主のアドレス22万7216件、三井不動産は「&BIZ」のメールマガジン登録アドレス13万3323件、NTTタウンページは14万2126件の漏えいをそれぞれ発表した。モンテローザはメールマガジン会員のアドレス62万5429件分などが流出した可能性があるとし、フジテレビジョンは会員情報2万6273人分、コナカの子会社は約43万件、IIJは「IIJ mio」登録アドレス約98万件が流出したという [s4]。三井住友銀行については、口座番号や暗証番号はアララが保管しておらず漏れていないと同紙は伝えている [s4]。同紙の関連記事一覧には、ワークマンのメールアドレス145万件漏えいの可能性やアソビューの会員情報約1582万件流出も並んでおり、委託先への不正アクセスによる漏えいが相次いでいることがうかがえる [s3][s4]。

侵入経路について、同紙は関連記事の見出しで、アララの配信基盤が「乗っ取る」かたちで悪用され、アララのアドレスを使った詐欺メールが713万通送られる被害が出たと報じた [s4]。なお、リークサイトへの掲載や攻撃グループの主張は、これらの報道では触れられていない。

カカクコムの対応について、公表によれば、同社はアララ社のメール配信サービスの利用を再開せず、セキュリティ上の安全性が確認できた別の委託先への切り替えで復旧を進めている。対象の利用者には個別に案内する方針である [s5]。日本経済新聞も、アララ経由の配信が停止され、別の委託先へ順次切り替えていると報じた [s3]。同社は、漏えいしたメールアドレスがなりすましメールやフィッシング詐欺に悪用されるおそれがあるとして、身に覚えのないリンクや添付ファイルを開かないよう呼びかけている。また、利用者自身の操作による場合を除き、同社がメールでパスワードやクレジットカード情報を尋ねることはないとしている [s5]。再発防止については、委託先管理を含む個人情報管理の強化・徹底を図るとしている [s5]。

本件は、委託先のメール配信基盤1か所への侵入が、多数の顧客企業の利用者情報の漏えいと、配信基盤を悪用した詐欺メールの大量送信へと波及した事例である。委託先に預けるアドレス情報の範囲や、配信基盤の乗っ取りを想定した受信者向け注意喚起は、委託元企業にとって見直しの対象になる。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

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出典

項目別の根拠引用(10)
  • disclosedAt: 「2026年11月05日」[s1]
  • counts[0]: 「約570万件となり」[s1]
  • counts[1]: 「食べログ | 約419万件」[s1]
  • counts[3]: 「○ 約65万件」[s1]
  • counts[5]: 「求人ボックス | 142件」[s1]
  • counts[7]: 「icotto | 4件 | ○ | ‐ | ○ 2件」[s1]
  • supplierName: 「アララ株式会社(以下、アララ社)」[s1]
  • stoppedServices: 「メール配信一時停止:価格.com、スマイティ、icotto」[s1]
  • confirmation: 「メール本文は、本件の対象に含まれておりません」[s1]
  • cause.initialAccess: 「アララ社の提供するメール配信サービスにおいて、第三者からの不正アクセスにより」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-11-06
更新
2026-11-06
出典の最終取得
2026-11-06
識別子
kakaku-com-20261105
  • 2026-11-06更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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