incidentlog.jp最終更新 2026-10-29
IncidentLogインシデントログ

2026-10-19 公表 · yumilink-20261019

ユミルリンク:当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(第一報 2026年10月19日 19:05更新版)

不正アクセス情報漏えい調査中AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
5,162万8,280件
Cuenote FC で情報漏洩の痕跡を確認した 49 システムの漏洩の恐れがある件数(延べ件数。件数を調査中のシステムが 16 あり、増加の可能性がある) · 可能性 · 他 1 区分
対象となった情報
メールアドレス、その他
侵入経路
不明・非公表
漏えいの確認
確認済み
調査中

要約

公表文の事実のみ

ユミルリンク株式会社は、メール配信サービス「Cuenote FC」の一部サーバシステムに外部から不正アクセスがあり、個人情報が持ち出されたことを確認した。2026年10月16日未明に同社担当者が不正アクセスを確認した。アクセス記録から、プログラムの脆弱性を悪用して同社サポート・品質管理担当者の認証情報を取得し、不正プログラムを設置してデータベースからデータを出力し、他システムへの認証を試みていたことが判明した。当初は Cuenote FC 専用ASPプランの5システム・延べ約900万件としていたが、10月26日の第二報で、情報漏洩の痕跡を確認したシステムは49、漏洩の恐れがある件数は延べ51,628,280件になったと公表した。件数を調査中のシステムが16あり、さらに増える可能性がある。同社は該当サーバをネットワークから切り離し、脆弱性修正や認証情報の削除を行い、捜査機関へ届け出た。外部専門家と詳細調査を進めている。

業種
情報通信業 · 情報サービス・SaaS
検知日
2026-10-16
根拠:「2026年10月16日(金)未明に当社担当者が一部システムにおいて不正アクセスが」[s1]
第1報の公表日
2026-10-19
根拠:「2026年10月19日に掲載した内容に補足説明を追記」[s1]
影響件数
Cuenote FC で情報漏洩の痕跡を確認した 49 システムの漏洩の恐れがある件数(延べ件数。件数を調査中のシステムが 16 あり、増加の可能性がある) 51,628,280件(可能性) / Cuenote BASE で閲覧可能な状態だった同社サービスの契約者情報 190件(可能性)
根拠:「メールアドレスを含む情報延べ約900万件が出力されたと試算」[s1]
対象となった情報
メールアドレス、その他
漏えいの確認状況
確認済み
侵入経路
不明・非公表
原因(公表の記述)
プログラムの脆弱性により、サポート・品質管理担当者のサービスへの認証情報が取得された。
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-16
  2. 3 日中央値 3 日第1報2026-10-19
  3. 7 日続報2026-10-26
  4. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいが確認されている。公表文に記載された対象の範囲は「Cuenote FC で情報漏洩の痕跡を確認した 49 システムの漏洩の恐れがある件数(延べ件数。件数を調査中のシステムが 16 あり、増加の可能性がある)」、「Cuenote BASE で閲覧可能な状態だった同社サービスの契約者情報」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-19第1報当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(第一報 2026年10月19日 19:05更新版)

    ユミルリンク株式会社は、メール配信サービス「Cuenote FC」の一部サーバに外部から不正アクセスがあり、個人情報が持ち出されたことを確認した。2026年10月16日未明に検知し、専用ASPプランの5システムでメールアドレスを含む情報が延べ約900万件出力されたと試算している。同社は該当サーバを切り離し、脆弱性を修正して捜査機関へ届け出た。

    原文 · 保存版(当サイト)
  2. 2026-10-26続報当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(第二報)

    ユミルリンク株式会社は2026年10月26日の第二報で、メール配信サービス「Cuenote FC」への不正アクセスで情報漏洩が発生したシステムが49に増え、漏洩の恐れがある件数は延べ51,628,280件になったと公表した。漏洩件数を調査中のシステムが16あり、件数は増える可能性がある。顧客管理システム「Cuenote BASE」でも契約者情報190件が閲覧可能な状態だった。

    変更点: 情報漏洩を確認した Cuenote FC のシステムを 5 から 49 に更新(単一企業向け 78 システムで不正アクセスを試行され 49 で漏洩の痕跡、複数企業向け 3 システムは漏洩なし)、漏洩の恐れがある件数を延べ約900万件から延べ 51,628,280 件に更新。漏洩件数を調査中のシステムが 16 あり増加の可能性、Cuenote BASE で契約者情報 190 件(企業名、氏名、電話、メールアドレス)が閲覧可能な状態だった、攻撃をライブラリの脆弱性によるものと特定。不正プログラムを介した他システムのデータ参照と、ログイン時のセッション情報の取得による不正ログインを確認、10月19日に警視庁と個人情報保護委員会、10月20日に JIPDEC へ届出。IPA へは全容解明と原因特定の後に届け出る予定、10月25日に新たに 42 システムで不正アクセスとデータ出力の記録を確認し、10月26日 12時30分までに対象 42 社へ連絡、予防措置で停止した他システムを 10月20日から順次再開、同社ドメインを使い第三者を騙った迷惑メールを確認、Cuenote SR-S・SMS・Auth・Survey・Push・安否確認サービスは情報漏洩など影響なし

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-27

ユミルリンクの不正アクセスは、同社が2026年10月16日未明に確認し、19日の第一報、26日の第二報と調査が進むにつれて範囲が大きく広がった。

公表によれば、10月19日の第一報では5システムで不正アクセスとデータ出力が確認され、メールアドレスを含む情報のべ約900万件が出力されたと試算していた[s12]。第二報では、第一報以降に新たに45システムで、不正プログラムを介した他システムのデータ参照や、ログイン時のセッション情報の取得による不正ログインが確認された[s9]。インターネットウォッチによれば、第二報の対象はメール配信サービス「Cuenote FC」と、顧客管理等を行うCuenoteシリーズのポータル「Cuenote BASE」の2サービス、50システムである[s9]。

影響の内訳もインターネットウォッチが伝えている。Cuenote FCで不正アクセス試行が確認されたシステムは81あり、内訳は「複数企業様でご利用いただくシステム」が3、「単一の企業様でご利用いただくシステム」が78だった。情報漏えいが確認された49システムは全て単一企業向けで、のべ5162万8280件が漏えいし、うち16システムは件数を調査中で今後増える可能性があるという[s9]。Cuenote BASEでは1システムで契約者情報が閲覧可能な状態になり、190件の企業名、氏名、電話番号、メールアドレスが漏えいした[s9]。日本経済新聞によれば、配信先のメールアドレス、氏名、生年月日に加え、配信記録なども漏えいした恐れがある[s8]。同社は漏えいした情報の不正利用は確認されていないとしている[s9]。

侵入の経緯について、公表によればプログラムの脆弱性を突いてサポート・品質管理担当者の認証情報が取得され、不正プログラムの設置とデータベースからのデータ出力、他システムへの認証試行が行われた[s12]。同社はサーバをネットワークから切り離し、脆弱性の修正プログラムを作成して適用し、外部専門家の協力を得て調査を進めている[s12]。

波及はサービス利用企業と自治体に及んでいる。日本経済新聞によれば、JR東海、JR西日本、JR九州は10月26日、「エクスプレス予約」と「スマートEX」でメールアドレスや会員IDなどが漏えいしたと発表し、JR東海は対象が現時点で約17万件との報告を受けているという。毎日新聞社も漏えいの可能性を発表した。野村証券と大日本印刷(DNP)も、自社サービスの顧客のメールアドレス等が漏えいした可能性があると発表している[s8]。同紙の関連記事一覧には、りそなグループが委託先への不正アクセスで顧客情報が漏えいした可能性があるとする10月27日の記事も並ぶ[s8]。埼玉県は、サイト運営を委託する株式会社ナレッジクライマーから10月20日に報告を受け、同県の「ぷらっとさいたま -スマート農業導入ナビ-」を通じて取得した669者の個人情報が流出した可能性があるとして、対象者にメールでお詫びと注意喚起を行った[s10]。

二次被害の面では、同社のドメインを利用し第三者をかたった迷惑メールが複数確認されている。インターネットウォッチによれば、セゾンカードをかたり「ご利用確認のお願い」「利用内容確認のご依頼」といった件名で送られた例がある。同社は利用者に対し、パスワードの変更や不審メールへの注意を呼びかけている[s8][s9]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

不明・非公表: 公表に記載がない

公表に侵入経路の記載はありません。手口ごとの兆候と備えの要点は手口の解説にあります(この事案の手口を推定するものではありません)。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 情報通信業の事案

出典

項目別の根拠引用(3)
  • disclosedAt: 「2026年10月19日に掲載した内容に補足説明を追記」[s1]
  • counts[0]: 「メールアドレスを含む情報延べ約900万件が出力されたと試算」[s1]
  • detectedAt: 「2026年10月16日(金)未明に当社担当者が一部システムにおいて不正アクセスが」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-20
更新
2026-10-28
出典の最終取得
2026-10-28
識別子
yumilink-20261019
  • 2026-10-27更新: 続報「当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(第二報)」(2026-10-26)を出典 s7 と続報イベント 20261026-update に追加(intake-review、人の確認待ち)
  • 2026-10-27更新: 第二報(10/26、出典 s7)に合わせて status を investigating、件数を延べ51,628,280件(49 システム)と Cuenote BASE の 190 件に更新し、要約を書き換え(intake-review、人の確認待ち)
  • 2026-10-28更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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