incidentlog.jp最終更新 2026-11-06
IncidentLogインシデントログ

2026-11-04 公表 · kracie-pharma-20261104

クラシエ:「Kampoful Life(カンポフルライフ)」のメール配信サービスへの不正アクセスによる会員情報の流出について

情報漏えいサプライチェーン不正アクセス第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
5万9,428件
2026年10月8日から10月29日までに配信されたメールアドレス · 確認済み
対象となった情報
メールアドレス
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
確認済み
第1報

要約

公表文の事実のみ

クラシエ株式会社は2026年11月4日、子会社のクラシエ薬品株式会社が提供するWEBサイト「Kampoful Life」の会員のメールアドレス情報が流出したと公表した。メール配信に利用するアララ株式会社のサービスが第三者による不正アクセスを受けたことが原因である。アララ社は11月2日にメール配信サービス「repica」での個人情報流出を公表し、調査でクラシエ薬品が同サービスで配信したメールアドレスも対象と判明した。流出は2026年10月8日から29日までに配信された59,428件で、氏名、住所、電話番号、パスワード、クレジットカード情報などは含まれない。同社は「repica」を利用したメール配信を停止し、不審なメールを削除するよう会員に呼びかけている。

業種
製造業 · 製造
第1報の公表日
2026-11-04
根拠:「2026年11月4日」[s1]
影響件数
2026年10月8日から10月29日までに配信されたメールアドレス 59,428件(確認済み)
根拠:「件数:59,428件」[s1]
対象となった情報
メールアドレス
根拠:「メールアドレス(2026 年10月8日から10月29日」[s1]
漏えいの確認状況
確認済み
根拠:「流出したことが判明いたしました」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「アララ社のサービスが第三者による不正アクセスを受けたことにより」[s1]
原因(公表の記述)
メール配信に利用しているアララ株式会社のサービスが第三者による不正アクセスを受けた。
根拠:「第三者による不正アクセスを受けた」[s1]
業務への影響
repica を利用したメール配信
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 なし最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 第1報2026-11-04
  2. 復旧未公表
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいが確認されている。公表文に記載された対象の範囲は「2026年10月8日から10月29日までに配信されたメールアドレス」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-11-04第1報「Kampoful Life(カンポフルライフ)」のメール配信サービスへの不正アクセスによる会員情報の流出について

    クラシエ株式会社は2026年11月4日、子会社クラシエ薬品株式会社が運営する「Kampoful Life」会員のメールアドレス59,428件が流出したと公表した。委託先アララ株式会社のメール配信サービス「repica」が不正アクセスを受けたことが原因である。同社は氏名やカード情報の流出はないとし、同サービスでの配信を停止した。

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-11-04

クラシエ薬品の件は、委託先であるメール配信基盤の侵害が波及した事案として、報道や分析で次のように整理されている。

rocket-boys.co.jpの分析では、アララは11月2日付の第2報で、従来確認されていた共用環境に加え、契約企業向けサーバー97台への侵入が判明したと説明している。新たな環境で対象となったメールアドレスは約7,700万件で、外部への持ち出しが確認された情報と、持ち出されたおそれがある情報を含むという。アララはメール配信サービスを10月31日までに全面停止し、再開時期は未定とされる [s4]。クラシエ側は、アララの11月2日の公表を受けて調査し、クラシエ薬品が「repica」で配信したメールアドレスも対象と判明したと説明している [s4][s6]。

件数と期間の読み方について、rocket-boys.co.jpは次の点を指摘している。59,428件はメールアドレスの件数であり、影響を受けた会員が59,428人と確定した数ではない。10月8日から29日は配信対象の期間で、不正アクセスが行われた期間を示すものではない。この59,428件はアララ全体の約7,700万件に単純加算できない [s4]。今回の発表は、「Kampoful Life」自体のWebサーバーや会員管理システムへの別個の侵入を公表したものではないとも整理されている [s4]。

クラシエが停止したのは「repica」によるメール配信であり、公式発表はサイト全体の停止、会員ログイン不能、商品注文の停止を説明していないという [s4]。メール配信の再開時期や、件数が今後変わるかどうかは、11月4日17時01分時点の記事では未確認の事項として挙げられている [s6]。

事案の位置づけについて、情報漏えい事案のまとめサイトは原因を「委託先経由」に分類し、アララ「repica」を使っていた組織の公表を16組織としてまとめている [s5]。別のまとめサイトであるモレタは、同じ原因で他に23組織が漏えい、またはそのおそれを公表していると集計している。関連事件の件数には最大2,230,812件や約77,000,000件といった規模のものも含まれる。モレタはこの事案を「危険度 中」とし、2026年に件数が公表された770件の中央値(3,811件)を上回るとしている [s7]。なお、2組のまとめサイトで組織数に差があるのは、集計の範囲や時点の違いによる可能性がある。

注意喚起として、rocket-boys.co.jpは、メールアドレスの流出によりサービス名を騙ったなりすましメールや、会員情報の更新、認証、プレゼント当選、健康相談などを口実とする不審な案内が届く可能性を挙げる。これは考えられる悪用例であり、二次被害の発生が確認されたものではないとしている [s4]。正規の連絡か迷う場合は、メール内のリンクを使わず、ブラウザーで公式サイトを直接開いて告知を確認するよう勧めている [s4]。モレタも、企業名を騙った「お詫び」メールなどのフィッシングに注意し、メール内のリンクを開かないよう呼びかけている [s7]。

企業側への示唆として、rocket-boys.co.jpは、メール配信を外部に委託している企業では、自社の会員サイトが直接攻撃されなくても、委託先の配信基盤の侵害で顧客に影響が及ぶと指摘する。配信サービスへ渡したメールアドレスとその他の会員情報の範囲を確認し、事故時の説明を分けること、影響を受けた配信サービスを使わない代替の連絡手段を用意することを挙げている [s4]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 製造業の事案 · 委託先・SaaS 経由の事案

出典

項目別の根拠引用(7)
  • disclosedAt: 「2026年11月4日」[s1]
  • counts[0]: 「件数:59,428件」[s1]
  • confirmation: 「流出したことが判明いたしました」[s1]
  • causeDescription: 「第三者による不正アクセスを受けた」[s1]
  • supplierName: 「アララ株式会社」[s1]
  • dataTypes: 「メールアドレス(2026 年10月8日から10月29日」[s1]
  • cause.initialAccess: 「アララ社のサービスが第三者による不正アクセスを受けたことにより」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-11-04
更新
2026-11-05
出典の最終取得
2026-11-05
識別子
kracie-pharma-20261104
  • 2026-11-05更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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