incidentlog.jp最終更新 2026-11-06
IncidentLogインシデントログ

2026-11-05 公表 · wellness-communications-20261105

ウェルネス・コミュニケーションズ:当社子会社が販売するサービスの提供元における不正アクセス及び情報漏えいに関するお知らせ

不正アクセス情報漏えいサプライチェーン第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
209人
「あしたのサーベイ」を利用する顧客企業3社の対象者 · 確認済み
対象となった情報
氏名、勤務先・職務情報、健康・医療情報
他 1 種
侵入経路
認証情報の悪用
公表に明記
漏えいの確認
確認済み
第1報

要約

公表文の事実のみ

ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社は2026年11月5日、子会社の株式会社あしたのチームがOEM提供を受けて販売する組織サーベイシステム「あしたのサーベイ」で、提供元の株式会社ラフールのシステムへの不正アクセスにより一部顧客情報が取得されたと公表した。ラフールは2026年10月27日に不審なアクセスを検知し、不正に利用された認証情報の停止と当該IPアドレスからの通信遮断を行い、10月30日にあしたのチームへ報告した。対象は顧客企業3社の209名分で、氏名、所属部署、従業員番号、サーベイ回答情報、ストレスチェック結果等が含まれる。二次被害は確認されていない。同社グループのシステムへの不正アクセスは確認されておらず、ラフールと連携して原因究明を進めている。

業種
情報通信業 · 情報サービス・SaaS
検知日
2026-10-27
根拠:「2026 年 10 月 27 日にシステム環境における不審なアクセスを検知」[s1]
第1報の公表日
2026-11-05
根拠:「2026 年 11 月5日」[s1]
影響件数
「あしたのサーベイ」を利用する顧客企業3社の対象者 209人(確認済み)
根拠:「顧客企業3社、209 名に係る情報」[s1]
対象となった情報
氏名、勤務先・職務情報、健康・医療情報、その他
根拠:「氏名、所属部署、従業員番号、サーベイ回答情報」[s1]
漏えいの確認状況
確認済み
侵入経路
認証情報の悪用 公表に明記
根拠:「不正に利用された認証情報の停止および当該アクセス元 IP アドレスからの通信遮断」[s1]
原因(公表の記述)
株式会社ラフールのシステム環境に対する不正アクセス。不正に利用された認証情報の停止と、アクセス元IPアドレスからの通信遮断を実施したと説明されている。
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-27
  2. 9 日中央値 3 日第1報2026-11-05
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいが確認されている。公表文に記載された対象の範囲は「「あしたのサーベイ」を利用する顧客企業3社の対象者」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。
  • 従業員・取引先向け: 社内の連絡経路で指示を確認する。組織を名乗る外部からの指示には応じない。
  • 第三者から病歴を知っているような連絡が来ても応じない。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-11-05第1報2026 年 11 月5日

    ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社は2026年11月5日、子会社が販売する「あしたのサーベイ」の提供元である株式会社ラフールのシステムが不正アクセスを受け、顧客企業3社209名分の氏名や従業員番号、サーベイ回答等が取得されたと公表した。ラフールは10月27日に検知し、認証情報の停止と通信遮断を行った。二次被害は確認されていない。

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-11-05

経緯について、公表によれば、ラフールは2026年10月27日にシステム環境での不審なアクセスを検知し、不正に利用された認証情報の停止とアクセス元IPアドレスからの通信遮断を行い、社内対策委員会を設置して証拠保全と原因究明に着手した[s2]。その後の調査で個人情報の取得が確認され、10月30日にあしたのチームへ報告があった[s2]。公表は11月5日である[s2]。rocket-boys.co.jpの記事によれば、あしたのチームはラフールの「ラフールサーベイ」のOEM提供を受け、2025年3月から「あしたのサーベイ」を販売している[s3]。

侵入経路と影響について、公表によれば、不正アクセスが起きたのはラフールのシステム環境であり、ウェルネス・コミュニケーションズおよびグループのシステムへの不正アクセスは確認されていない[s2]。rocket-boys.co.jpの記事も、同社とあしたのチームの自社システムが侵害されたとする根拠は示されていないとしている[s3]。公表された原因・経路は、不正に利用された認証情報とOEM提供元の環境への不正アクセスにとどまる。smartscope.blogの一覧でも、侵入の入り口の分類は「記載なし」である[s4]。

対象は「あしたのサーベイ」を利用する顧客企業3社の209名で、氏名、所属部署、従業員番号、サーベイ回答情報、ショートサーベイ結果、ストレスチェック結果等が含まれる[s2]。rocket-boys.co.jpの記事は、209人という数字は同社グループが販売するサービスについて11月5日時点で確認した対象人数であり、ラフール全体の利用者や他のOEM提携先への影響人数と断定はできないとしている[s3]。また、公表は影響情報の項目を示すにとどまり、209人全員の全項目が取得されたとまでは説明していない[s3]。ウェルネス・コミュニケーションズは、把握している内容はラフールから受領した情報に基づくもので、対象範囲その他の事実関係は今後変更または追加される可能性があるとしている[s2]。2027年3月期の連結業績への影響は確認されていない[s2]。

二次被害について、公表によれば、情報の公開や不正利用等は確認されていないとの報告を受けている[s2]。攻撃者の名乗りやリークサイトへの掲載に関する情報は、今回の出典には含まれていない。

専門家の見解や注意点として、rocket-boys.co.jpは、ストレスチェック結果は本人の個別同意がないまま事業者に提供することが原則禁止されており、氏名や従業員番号と結び付いて第三者に取得された場合は慎重な対応が必要だと指摘している[s3]。同記事は、想定される悪用として、職場内での不当な情報共有、人事評価への不適切な流用、脅迫や嫌がらせ、再受検や結果確認を装うフィッシングなどを挙げているが、これらは防止すべき想定例であり、今回の攻撃者が実行したと確認されたものではないとしている[s3]。対象企業には、販売元からの通知内容の確認、従業員への連絡経路の設計、再委託先やOEM先を含めた委託先管理の見直しを勧めている[s3]。

同種事案との関係について、smartscope.blogの一覧では、2026年9月以降の公表が11月5日までに652件に上る。本件はその1件として、OEM提供元で発生した事案に分類されている[s4]。同じ11月5日には、アララ社のメール配信サービスへの不正アクセスに関連する公表も多数あるが[s4]、出典上、本件との関連は示されていない。なお、ウェルネス・コミュニケーションズはM&Aでストレスチェック事業の取得を決めるなど、従業員の健康・人事関連サービスに事業を広げている[s6]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

認証情報の悪用: リスト型攻撃、他所で窃取された API キーやトークン · ATT&CK T1078, T1110

認証情報の悪用は、他所で窃取されたAPIキーや推測されやすいパスワードなど、正規の認証情報で入り込む手口で、通常のログインに見えるため見逃されやすい点を突く。s3s4

兆候と見分け方

  • IPA は、ログイン失敗の量、ログイン元IPアドレス、ログイン時間を平時と比べて確認するよう求めている s8
  • IPA は、作った覚えのないアカウントの存在や、無効化したはずのアカウントの再有効化を異常として挙げている s8
  • JPCERT/CC は、curl や python-requests といった User-Agent からのAPIアクセスや、不審な送信元IPアドレスを侵害調査の手掛かりとして公開している s1
  • 国家サイバー統括室は、外部からの異常な認証試行や大量アクセスの把握、個人情報へのアクセス記録の点検を求めている s2

備えの要点

  • IPA は、多要素認証とパスワードの強化、アカウント棚卸しの見直し、権限付与の見直しを勧めている s8
  • 国家サイバー統括室は、多要素認証の導入、推測されやすいパスワードの禁止、退職者や不要アカウントの速やかな無効化を求めている s2
  • JPCERT/CC は、APIにレート制限をかけ、ログインやパスワードリセットなど悪用リスクの高い機能には個別の回数制限を設けるよう推奨している s1
  • JPCERT/CC は、APIトークンへ最小限の権限と有効期限を設定し、漏えいが疑われるトークンを速やかに無効化できるようにすることを推奨している s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 情報通信業の事案 · 認証情報の悪用の事案

出典

項目別の根拠引用(6)
  • disclosedAt: 「2026 年 11 月5日」[s1]
  • counts[0]: 「顧客企業3社、209 名に係る情報」[s1]
  • detectedAt: 「2026 年 10 月 27 日にシステム環境における不審なアクセスを検知」[s1]
  • dataTypes: 「氏名、所属部署、従業員番号、サーベイ回答情報」[s1]
  • supplierName: 「システムの OEM 提供元である株式会社ラフール」[s1]
  • cause.initialAccess: 「不正に利用された認証情報の停止および当該アクセス元 IP アドレスからの通信遮断」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-11-05
更新
2026-11-06
出典の最終取得
2026-11-06
識別子
wellness-communications-20261105
  • 2026-11-06更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

当サイトが書いた要約・分類・突合の結果は CC BY 4.0 で利用できます(出典と利用条件)。 この記録の訂正・削除を依頼する