incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
IncidentLogインシデントログ

2026-10-23 公表 · yamanashi-pref-20261023

山梨県:県政情報の配信に係る情報漏洩の可能性

不正アクセスサプライチェーン情報漏えい第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
約1,000人
ニューズレター「やまなし Update!」の配信先リストの登録者 · 可能性
対象となった情報
氏名、勤務先・職務情報、メールアドレス
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

山梨県は2026年10月23日、県政情報の配信に利用している株式会社ラクスライトクラウドのメール配信サービスに第三者による不正アクセスがあり、個人情報が外部へ漏洩した事実が確認されたとの報告を10月21日に受けたと発表した。現時点で漏洩が確認されているのは県担当職員の氏名やメールアドレスなどで、配信先リストに登録されている人の情報が漏洩しているかは同社が調査中としている。漏洩の可能性がある情報は、毎月1日と15日に県政情報を配信するニューズレター「やまなし Update!」の配信先リストに登録されている約1,000名の氏名、所属、役職、メールアドレス。県は、今後漏洩の事実が判明した場合は対象者に連絡し、県のホームページで知らせるとしている。

組織
山梨県自治体
所在地
山梨県
第1報の公表日
2026-10-23
根拠:「発表日:2026年10月23日」[s1]
影響件数
ニューズレター「やまなし Update!」の配信先リストの登録者 約1,000人(可能性)
根拠:「登録されている方約1,000名の氏名、所属、役職、メールアドレス」[s1]
対象となった情報
氏名、勤務先・職務情報、メールアドレス
漏えいの確認状況
可能性あり
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「ラクスライトクラウド社のメール配信サービスに第三者による不正アクセス」[s1]
原因(公表の記述)
県政情報の配信に利用している株式会社ラクスライトクラウドのメール配信サービスへの第三者による不正アクセス。
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 第1報2026-10-23
  2. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「ニューズレター「やまなし Update!」の配信先リストの登録者」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。
  • 従業員・取引先向け: 社内の連絡経路で指示を確認する。組織を名乗る外部からの指示には応じない。

公表文・続報

問い合わせ窓口

  • 漏洩の事実が判明した場合は対象者に連絡し、県ホームページで知らせる

窓口の情報は公表時点のものです。最新は組織の公表を確認してください。 [s1]

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-23第1報県政情報の配信に係る情報漏洩の可能性について

    山梨県は、県政情報の配信に使うラクスライトクラウドのメール配信サービスへの不正アクセスで、県担当職員の氏名やメールアドレスなどの漏洩が確認されたとの報告を10月21日に受けたと発表した。ニューズレター配信先の約1,000名の氏名、所属、役職、メールアドレスに漏洩の可能性があり、同社が調査中。

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-24

公表によれば、山梨県は2026年10月21日に、県政情報の配信に使うラクスライトクラウドのメール配信サービス(ブラストメール)への不正アクセスについて同社から報告を受け、10月23日に発表した。[s4] 同じ10月23日には、ブラストメールの不正アクセスに起因する公表が他の組織からも相次いだ。[s6]

同サービスの影響範囲について、smartscope.blogの一覧は、NHK出版(「みんなの趣味の園芸」メールマガジン、約12万7,000件とみられる)、東京地下鉄(東京メトロイベントメールマガジン、約8万件、報道ベース)、環境省(6つのメールマガジン、最大約2万2,000件、報道ベース)、東京都農林水産振興財団(最大約16,000件)、京都府・京都市(最大約1.6万人)、山梨日日新聞社・デジタルデビジョン(15,040人分)、長野県(約4,300件)、タミヤなどを挙げている。[s6] clipmasterのまとめには、ブラストメールを使っていた組織の公表が94組織として整理されている。[s4]

侵入の手口について、smartscope.blogは東京都農林水産振興財団の発表を引き、ラクスライトクラウドの説明として、ブラストメールのAPI用サーバー2台に第三者が侵入してコマンドを実行し、データベースから情報を持ち出したと記している。[s6] 環境省の発表を基にした記載では、10月21日0時30分から管理画面とAPI、同1時ごろからメール配信が停止された。[s6] NHK出版は、10月23日に送付先リスト全件の漏えい確認の報告を受けたと公表しており、メール配信は停止し復旧時期は未定とされた。[s6] 山梨日日新聞社も、10月23日に同社から漏えい判明の通知を受けたとしている。[s6]

山梨県の件は、確認済みの漏えいが県担当職員の氏名やメールアドレスなどで、配信先リスト登録者(約1,000名)の情報が漏えいしたかどうかは同社が調査中とされている。[s4] タミヤの記載によれば、10月23日15時の追記時点で、ラクスライトクラウドが連絡を完了した確認済みは288件(ブラストメール全体)で、タミヤは含まれていなかった。[s6] 組織によって「漏えいを確認」と「可能性」の水準が分かれている点には注意が必要である。[s6]

山梨県をめぐっては、別系統の事案も報じられている。NHKによれば、県が実施する「社会人基礎力養成講座」を受託する企業2社に不正アクセスがあったが、県はいずれも情報漏えいは確認されていないとしている。[s2] 日本テレビ系の報道によれば、防災情報配信サービスを手がける大阪府箕面市のアルカディアが不正アクセスを受け、上野原市で登録メールアドレス1855件と氏名・電話番号またはファックス番号32件、甲府市で約1350人、県で約900人の職員の氏名やメールアドレスなどが漏えいした恐れがある。[s3] これらはブラストメールの事案とは別の委託先で起きたものである。[s2][s3]

同一の配信・制作サービスが攻撃されると、利用組織がそれぞれ公表するため、自組織が使うメール配信やフォーム制作の委託先を洗い出し、該当サービスの利用有無を確認することが実務上の手がかりになる。[s6]

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

一覧で探す: 2026年の統計 · 公務(他に分類されるものを除く)の事案 · 山梨県の事案 · 委託先・SaaS 経由の事案

出典

項目別の根拠引用(3)
  • disclosedAt: 「発表日:2026年10月23日」[s1]
  • cause.initialAccess: 「ラクスライトクラウド社のメール配信サービスに第三者による不正アクセス」[s1]
  • affected.counts: 「登録されている方約1,000名の氏名、所属、役職、メールアドレス」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-24
更新
2026-10-25
出典の最終取得
2026-10-25
識別子
yamanashi-pref-20261023
  • 2026-10-24更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-10-25更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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