incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
IncidentLogインシデントログ

2026-10-16 公表 · trade-works-20261016

トレードワークス:当社が提供するシステムへの不正アクセスに関するお知らせ

不正アクセス情報漏えい第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
4,611人
岩井コスモ証券のインターネット取引の一部の顧客 · 可能性
対象となった情報
氏名、メールアドレス
侵入経路
設定不備・公開不備
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

株式会社トレードワークスは2026年10月16日、同社が岩井コスモ証券に提供するインターネット取引システムで第三者による不正アクセスが発生したと公表した。同社は10月14日に検知し、直ちにアクセス制限などを実施した。漏洩した可能性のある情報の対象は同証券のインターネット取引の一部の顧客4,611名で、氏名、メールアドレスなどが含まれる。原因は同社システムの一部の管理機能の設定不備を悪用されたことで、パスワード取得は確認されていない。同社は当日中に悪用された管理機能の利用を停止し、不正な接続の無効化と攻撃元からの通信遮断を行った。二次被害は確認されていない。

業種
情報通信業 · 情報サービス・SaaS
検知日
2026-10-14
根拠:「2026年10月14日(水)、当社システムへの第三者による不正アクセスを検知」[s1]
第1報の公表日
2026-10-16
根拠:「2026年10月16日」[s1]
影響件数
岩井コスモ証券のインターネット取引の一部の顧客 4,611人(可能性)
根拠:「漏洩した可能性のある情報の対象 4,611名」[s1]
対象となった情報
氏名、メールアドレス
根拠:「氏名、メールアドレス他」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
侵入経路
設定不備・公開不備 公表に明記
根拠:「当社システムの一部の管理機能において設定に不備があり、第三者にこれを悪用された」[s1]
原因(公表の記述)
当社システムの一部の管理機能において設定に不備があり、第三者にこれを悪用された。当社の管理が不十分であったことによるもの。
業務への影響
悪用された管理機能
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-14
  2. 2 日中央値 4 日第1報2026-10-16
  3. 7 日続報2026-10-23
  4. 復旧未公表
  5. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「岩井コスモ証券のインターネット取引の一部の顧客」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-16第1報2026年10月16日

    株式会社トレードワークスは2026年10月16日、岩井コスモ証券に提供するインターネット取引システムへの不正アクセスを公表した。10月14日に検知し、同証券の顧客4,611名の氏名、メールアドレスなどが漏洩した可能性がある。原因は管理機能の設定不備で、同社は当日中に管理機能の利用停止や通信遮断を行った。二次被害は確認されていない。

    原文 · 保存版(当サイト)
  2. 2026-10-23続報(開示事項の経過)当社が提供するシステムへの不正アクセスに関するお知らせ

    株式会社トレードワークスは2026年10月23日、岩井コスモ証券に提供するシステムへの不正アクセスの経過を公表した。漏洩した可能性のある対象は、再調査で364名が判明し4,975名となった。第三者は管理機能を利用して不正な取引をし、顧客口座で意図しない売買注文が成立したが、同日中に取引前の状態に復元された。損失は約50百万円と見込み、特別損失に計上する見込みである。

    変更点: 漏洩した可能性のある対象を4,975名に修正(第1報の4,611名に、調査で新たに判明した364名を追加。新たな不正アクセスによるものではない)、第三者が管理機能を利用して不正な取引をし、顧客口座で意図しない売買注文が成立したが、同日中に取引前の状態に復元。顧客の金銭的負担や資金の不正流出は確認されていない、損失は現時点で約50百万円と見込み、2026年12月期第4四半期に特別損失として計上する見込み、原因は本来限定環境からのみ利用されるべき管理機能が外部から利用できる状態だったこと。外部から利用できないよう恒久的に是正し、接続元制限や監視体制を拡充、他の金融機関に提供するシステムでは同様の事象は確認されていない。サイバー保険の適用を見込む

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-16

日本経済新聞によれば、岩井コスモ証券が10月14日に不正アクセスを検知してトレードワークスに連絡し、同社が問題の管理機能を停止するなどの措置を講じた[s2]。同紙によれば、岩井コスモ証券は同16日に、インターネット取引を利用する顧客4611人分の個人情報が漏洩したと発表した。取引システムを提供するトレードワークスのシステムが第三者による不正アクセスを受け、氏名やメールアドレスなどが流出したという[s2]。岩井コスモ証券は情報漏洩が確認された顧客に個別に通知した[s2]。

原因について同紙は、同社システムの一部管理機能に設定の不備があり、それを悪用されたと報じた。顧客のパスワードの流出や二次被害は確認されていないという[s2]。

日本経済新聞によれば、トレードワークスは16日の発表で、同社のシステムを利用する他の金融機関についても点検しているとし、「現時点で同様の事象は確認されていない」としている[s2]。

同種の事案との関連では、トレードワークスが公表したセキュリティ相談窓口の開設案内に、金融庁の暫定値として、証券口座での不正取引が2025年1月から2026年8月までに10,639件に上ったとの記載がある。この案内は、盗まれたログイン情報を起点とするものと説明している[s5]。同じ案内によれば、岩井コスモ証券は2025年9月にトレードワークスの多要素認証基盤「SpotPath」を採用し、パスキー認証と電話認証を導入していた[s5]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

設定不備・公開不備: アクセス制御の欠落、公開ストレージ、環境設定ファイルやバックアップの露出 · ATT&CK T1530

アクセス制御の欠落や公開設定の不備、環境設定ファイル・バックアップの露出を突く手口。管理が行き届かない公開資産から、認証なしまたは過大な権限で情報を取り出せる点が弱点となる s3s7

兆候と見分け方

  • IPA は、外部公開アプリやサービスのログでエラー出力量や平時との差を見て、直近1ヵ月から3ヵ月へ段階的に範囲を広げて調べるよう求めている s6
  • IPA は、サービス単位でログイン失敗の量、ログイン元 IP アドレス、ログイン時間を平時と比べるよう求めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効なアカウントの有無の確認を求めている s6
  • JPCERT/CC は、curl や python-requests など特徴的な User-Agent(接続元ソフトの識別文字列)からの API アクセスを、不審な送信元 IP とともに例示している s1

備えの要点

  • IPA は、外部公開範囲の見直しと、API 連携など構成要素単位での管理状況や権限付与の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、クラウド利用時にサービス仕様を理解し、保存領域やデータベースの公開設定とアクセス権限設定をよく確認するよう求めている s2
  • JPCERT/CC は、非公開 API を含む各 API でアクセス制御を行い、許可された利用者と HTTP メソッドだけを受け付けるよう勧めている s1
  • 国家サイバー統括室は、バックアップデータも適切に保護し、保存データと通信経路を暗号化するよう求めている s2

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

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出典

項目別の根拠引用(5)
  • disclosedAt: 「2026年10月16日」[s1]
  • counts[0]: 「漏洩した可能性のある情報の対象 4,611名」[s1]
  • dataTypes: 「氏名、メールアドレス他」[s1]
  • detectedAt: 「2026年10月14日(水)、当社システムへの第三者による不正アクセスを検知」[s1]
  • cause.initialAccess: 「当社システムの一部の管理機能において設定に不備があり、第三者にこれを悪用された」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-16
更新
2026-10-24
出典の最終取得
2026-10-24
識別子
trade-works-20261016
  • 2026-10-17更新: 背景と関連情報を出典 4 件で追加(自動)
  • 2026-10-24更新: 続報「(開示事項の経過)当社が提供するシステムへの不正アクセスに関するお知らせ」(2026-10-23)を出典 s6 と続報イベント 20261023-update に追加(intake-review、人の確認待ち)

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