incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
IncidentLogインシデントログ

2026-09-30 公表 · nabari-kintetsu-gas-20260930

名張近鉄ガス:当社委託先のファイルサーバーへの不正アクセスによるお客さま情報漏洩の可能性について

サプライチェーン情報漏えい第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
約6,800件
プロパンガスをお使いのお客さまの情報(都市ガス・コミュニティガスの顧客は対象外) · 可能性
対象となった情報
氏名、住所、アカウント ID
他 1 種
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

名張近鉄ガス株式会社は2026年9月30日、お客さま情報の管理を委託している株式会社両毛システムズのファイルサーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受け、お客さま情報の一部が漏洩した可能性があることが判明したと公表した。漏洩した可能性があるのはプロパンガスを使用する顧客の情報で、都市ガスとコミュニティガスの顧客は対象外とした。内容は氏名、住所、料金番号で、一部2件については電話番号を含む。金融機関口座番号とクレジットカード情報は含まれていない。件数は約6,800件。同社は対象となる顧客に個別に連絡するとし、同社を装った不審な電話、電子メール、SMS等への注意を呼びかけた。不正アクセスに関する問い合わせ窓口として両毛システムズの窓口を併記している。

所在地
三重県
第1報の公表日
2026-09-30
根拠:「2026年9月30日」[s1]
影響件数
プロパンガスをお使いのお客さまの情報(都市ガス・コミュニティガスの顧客は対象外) 約6,800件(可能性)
根拠:「件数: 約6,800件」[s1]
対象となった情報
氏名、住所、アカウント ID、電話番号
根拠:「氏名、住所、料金番号(一部2件については電話番号を含む)」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
根拠:「お客さま情報の一部が漏洩した可能性があることが判明」[s1]
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「両毛システムズのファイルサーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受け」[s1]
原因(公表の記述)
顧客情報の管理を委託している株式会社両毛システムズのファイルサーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受けた。
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 なし最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 第1報2026-09-30
  2. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「プロパンガスをお使いのお客さまの情報(都市ガス・コミュニティガスの顧客は対象外)」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。
  • そのサービスのパスワードを変え、同じパスワードを使っている他のサービスも変える。多要素認証が使えるなら有効にする。
  • なりすましによる契約・申込に注意する。

公表文・続報

問い合わせ窓口

  • 電話: 0120-488-033
  • 受付時間: 平日 9:00〜17:00(土日・祝日を除く)
  • 名張近鉄ガスお客さま窓口。対象の顧客には個別に連絡

窓口の情報は公表時点のものです。最新は組織の公表を確認してください。 [s1]

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-09-30第1報当社委託先のファイルサーバーへの不正アクセスによるお客さま情報漏洩の可能性について

    名張近鉄ガスは2026年9月30日、顧客情報の管理を委託する両毛システムズのファイルサーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受け、プロパンガス顧客の氏名・住所・料金番号(一部は電話番号を含む)約6,800件が漏洩した可能性があると公表した。口座番号・カード情報は含まれない。対象者には個別に連絡する。

    原文 · 保存版(当サイト)

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-16

両毛システムズは8月15日、社内システムへの不正アクセスを公表し、当初は原因、侵入経路、被害範囲、情報流出の有無を調査中としていた [s6]。その後、同社は9月25日の第3報で、外部専門機関の調査により8月の不正アクセスがランサムウェア攻撃だったことを正式に確認した [s3]。セキュリティ対策Labによれば、外部の第三者は8月12日にネットワーク接続機器のVPNアカウントを悪用して社内ネットワークへ侵入した [s3]。8月14日に社内の死活監視が異常を検知してネットワークを遮断し、8月15日からフォレンジック調査を開始した [s3]。一部サーバーには不正アクセスの痕跡があり、営業情報、取引情報、取引先顧客や従業員などの個人情報に漏えいのおそれがあるという [s3]。

ランサムウェアグループ「SafePay」は9月15日、両毛システムズのドメイン「ryomo.co.jp」を犯行声明サイトへ掲載し、攻撃を主張してデータを公開した [s6][s3]。セキュリティ対策Labが9月20日に公開データを確認したところ、SQLデータベース関連とみられるディレクトリやユーザー別とみられるフォルダに加え、アカウント名とパスワードとみられる文字列を一覧化した表計算ファイルがあった [s6]。同ラボは、約190行のアカウント名とパスワードとみられる一覧や、二要素認証のバックアップコードとみられる画面が含まれていたと報じている [s6]。ただし、公開データの真正性、認証情報が本番環境で使われていたか、現在も有効かは確認できていないとしている [s6]。両毛システムズは9月24日朝時点で、SafePayによる犯行声明や公開データを公式確認しておらず、攻撃者名も公表していない [s6][s3]。同ラボは、SafePayへの帰属を企業側が確認した事実と分けて扱う必要があるとしている [s3]。

影響は同社への委託元に広がった。セキュリティ対策Labによれば、9月末までに確認された主な対象は、大東ガスの約12万4,000件、伊勢崎市の児童・生徒のアカウント情報3,789件、名張近鉄ガスの約6,800件の顧客情報である [s3]。同ラボは、これらは委託元の本番システムが直接侵害されたと確認された事案ではなく、両毛システムズ側の環境に保管されていたデータが攻撃の影響範囲に入ったケースだと整理している [s3]。システム開発、移行、保守、障害調査などで委託先へ渡した本番データのコピー、CSV、認証情報が、作業終了後も残っていないかという問題を示すとしている [s3]。

同ラボは対策として、委託先へ渡したデータの範囲、作業終了後の削除と削除証跡の取得、バックアップへの残存の有無、保守用認証情報を預けたままにしていないかの確認を挙げている [s3]。あわせて、VPNや管理者アカウントへのMFA設定、外部接続点の台帳化も確認項目とした [s3]。また両毛システムズ関連では、保守ID、VPN、MFA、セッション、トークン、ログの確認を求めている [s6]。同月には、ApplyNowやPFUなど、委託先やSaaS、利用終了後の旧サービスに残ったデータが影響を受けた事案も報じられている [s6]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

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出典

項目別の根拠引用(5)
  • disclosedAt: 「2026年9月30日」[s1]
  • cause.initialAccess: 「両毛システムズのファイルサーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受け」[s1]
  • affected.counts: 「件数: 約6,800件」[s1]
  • affected.dataTypes: 「氏名、住所、料金番号(一部2件については電話番号を含む)」[s1]
  • affected.confirmation: 「お客さま情報の一部が漏洩した可能性があることが判明」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-16
更新
2026-10-20
出典の最終取得
2026-10-20
識別子
nabari-kintetsu-gas-20260930
  • 2026-10-17更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)
  • 2026-10-20更新: 一次出典を報道記事から名張近鉄ガス株式会社の公表に差し替え、公表文に基づいて要約と抽出項目を書き直した

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