incidentlog.jp最終更新 2026-10-25
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2026-10-15 公表 · wakayama-pref-board-of-education-20261015

和歌山県教育委員会:県立学校における生徒・保護者向け連絡メール(ライデン・スクール)に係る個人情報漏えいの可能性及び注意喚起について

不正アクセス情報漏えいサプライチェーン第1報AI関与: 未評価
公開データ JSON(CC BY 4.0)
影響件数
約1万6,000人
県立学校21校の生徒・保護者向け連絡メール登録者 · 可能性
対象となった情報
氏名、メールアドレス、その他
侵入経路
委託先・SaaS 経由
公表に明記
漏えいの確認
可能性あり
第1報

要約

公表文の事実のみ

和歌山県教育委員会は2026年10月15日、県立学校における生徒・保護者向け連絡メール配信サービス(ライデン・スクール)を運営する株式会社アルカディア(大阪府箕面市)のシステムに対し第三者による不正アクセスがあったため、同サービスに登録された計約1万6千人の個人情報が外部に漏えいした可能性があると公表した。対象は県立学校21校の登録者で、漏えいの可能性がある情報は登録者の氏名及びメールアドレス、登録生徒の在籍学校名及び学年等。影響範囲は同事業者が調査中である。10月13日に事業者から該当学校へ情報漏えいの可能性の報告があり、14日に該当学校から教育政策課へ報告、県高等学校長会と教育政策課が県立学校に生徒・保護者への注意喚起を依頼した。15日に教育政策課は事業者に対し、不正アクセスの侵入経路となったサーバのサービスを停止中であること、安全性が確認されたサーバのメール配信サービスを再開していることを確認した。本件に便乗したフィッシングメール等が登録者に届くおそれがあるとして、学校等を名乗る不審なメールのリンクをクリックしないよう呼びかけた。

組織
和歌山県教育委員会行政機関
所在地
和歌山県
検知日
2026-10-13
根拠:「同事業者から該当学校へ情報漏えいの可能性があることについて報告あり」[s1]
第1報の公表日
2026-10-15
根拠:「公開日 10月15日」[s1]
影響件数
県立学校21校の生徒・保護者向け連絡メール登録者 約16,000人(可能性)
根拠:「21校(別紙参照)、約1万6千人」[s1]
対象となった情報
氏名、メールアドレス、その他
根拠:「登録者の氏名及びメールアドレス 登録生徒の在籍学校名及び学年 等」[s1]
漏えいの確認状況
可能性あり
侵入経路
委託先・SaaS 経由 公表に明記
根拠:「株式会社アルカディア(大阪府箕面市)のシステムに対し、第三者による不正アクセス」[s1]
原因(公表の記述)
連絡メール配信サービスを運営する株式会社アルカディア(大阪府箕面市)のシステムに対する第三者による不正アクセス。侵入経路となったサーバは同事業者がサービスを停止中。
公表文の記載項目
原因 あり件数 あり時系列 あり最終報告 なし

経過

日数差は全事案の中央値と並べる(統計 §初動の相場)
  1. 検知2026-10-13
  2. 2 日中央値 4 日第1報2026-10-15
  3. 最終報告未公表

記録にある日付だけを置いています。「未公表」は当サイトが該当する公表を確認していないことを示し、公表されていないことの断定ではありません。中央値は統計ページの全期間の値です。

影響を受ける可能性のある人へ

公表文の記載からの整理。推測は含まない

対象になりうる人

  • 漏えいの可能性があるとされている。公表文に記載された対象の範囲は「県立学校21校の生徒・保護者向け連絡メール登録者」。

すべきこと

  • その組織を名乗るメール・SMS・電話に注意する。リンクは開かず公式サイトから確認する。

公表文・続報

公表の時系列

各行に原文と保存版へのリンク
  1. 2026-10-15第1報県立学校における生徒・保護者向け連絡メール(ライデン・スクール)に係る個人情報漏えいの可能性及び注意喚起について

    和歌山県教育委員会は10月15日、県立学校の生徒・保護者向け連絡メール(ライデン・スクール)を運営する株式会社アルカディアへの不正アクセスにより、県立21校の登録者約1万6千人の氏名、メールアドレス、在籍学校名、学年等が漏えいした可能性があると公表し、フィッシングメールへの注意を呼びかけた。

    原文

背景と関連情報

報道・分析・公的機関の出典から · 2026-10-20

アルカディアの公表した経過によれば、不正アクセスは10月11日6時26分に始まった。piyologは、添付ファイルを公開するメディアサーバーにディレクトリパストラバーサルがあり、内部ソースファイルが取得されて設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが抜き取られ、そのキーでアカウントIDへの総当たり攻撃が行われたと整理している [s3]。同社は11日16時30分に不審な挙動を確認し、23時40分にデータベースの異常な負荷から不正アクセスを検知した。12日3時に経路を遮断してファイルサーバーの脆弱性を修正し、影響範囲の調査を始めた [s3]。13日未明には不正なメール配信が始まり、同社は4時25分にこれを検知して7時16分に停止した。11時からは侵入経路となった2サービス(SpeeCAN RAIDENとライデン・スクール)を緊急停止した [s3]。

和歌山県教育委員会の公表では、13日に事業者から該当校へ報告があり、14日に県教委と県高校校長会が注意喚起を依頼した [s5]。紀伊民報によれば、対象は17高校と4中学の計21校で、連絡メールの運営は学校が同社に委託していた。御坊・日高以南では日高高(全日制)、日高高付属中、紀央館高、熊野高、新宮高(昼間定時制)、新翔高が該当する。県教委は、他にも漏えいした情報がある可能性があるとしている [s5]。

15日15時10分に緊急停止していた2サービスが復旧し、全サービスの復旧が完了した。同社は侵入経路の遮断と不正プログラムがないことを確認し、すべての顧客にログインパスワードの変更を求めた [s3]。19日の公表では、ディレクトリパストラバーサルの解消、不正なソースコードがないこと、データベースが健全であることを確認したとし、詳細な調査と対策を第三者のセキュリティ専門機関に依頼するとした [s3]。今後は外部委託による脆弱性診断、データベースへの社内アクセス方法の見直し(パスワードのサービス別設定、2段階認証の導入予定)、監視の強化とSOC導入の検討を挙げている [s3]。

本件は特定の学校だけの問題ではなく、アルカディアの共通基盤への侵入が全国の利用先に波及した事案である。piyologによれば、同社の防災情報配信サービスは9月末時点で875件の契約があった。総務省は14日午後5時時点で、都道府県6、市区町村104、一部事務組合1の計111団体からサービス停止や漏えいの報告を受けていた [s3]。SpeeCAN RAIDEN系で同社が示した漏えいの可能性の最大件数は、メールアドレス約313万6千件、電話番号約10万5千件、FAX番号約1万5千件で、同社はこれを推定値としている [s3]。NET119と旧119RAIDENでも不正アクセスの形跡が見つかり、漏えいの可能性があると同社が公表した [s3]。

13日から14日にかけては、NET119、旧119RAIDEN、社内会計サブシステムのデータベースでも不正アクセスの痕跡が見つかった。14日22時50分にはraiden3のデータベースで書き換えられた箇所が複数見つかり、15日に手作業で修正したうえでソースコードの改竄がないことを確認した [s3]。

県教委は、学校等を名乗る不審なメールを受信してもリンクをクリックしたり返信したりしないよう呼びかけている [s5]。

攻撃グループ

帰属の根拠と確度

この事案に結びついた攻撃グループの記録はありません。

手口と痕跡

委託先・SaaS 経由: 委託先やクラウドサービス側の侵害が利用企業に波及 · ATT&CK T1199, T1195

委託先やクラウドサービス側の侵害が、信頼された接続を通じて利用企業に及ぶ手口。攻撃者は防御の弱い委託先や、審査の甘い既存の接続を足掛かりにする。s1s2

兆候と見分け方

  • IPA は、利用中の外部サービスごとにログイン失敗の量や、ログイン元 IP アドレス・時間の平時との差を確認するよう勧めている s6
  • IPA は、作った覚えのないアカウントや、無効化したはずなのに有効化されているアカウントの有無を確認するよう求めている s6
  • 国家サイバー統括室は、不審な通信、大量のアクセス、大量データの取得の痕跡をアクセスログから点検するよう推奨している s1
  • IPA は、サービス提供者と利用者とでは見られるログが異なりうるため、誰がいつ確認できるかの整理を求めている s6

備えの要点

  • IPA は、自組織が使う外部サービス(クラウド、VPN など)を洗い出し、サービス単位のログとアカウントの異常を確認するよう求めている s6
  • IPA は、外部サービスの多要素認証・パスワード強化、アカウント付与範囲とアカウント棚卸の運用の見直しを勧めている s6
  • 国家サイバー統括室は、委託先の管理体制、再委託先を含む管理状況、監査結果を契約時だけでなく継続的に確認するよう求めている s1
  • 国家サイバー統括室は、契約で報告義務とログ管理の実施を定め、委託先へ渡す情報とアクセス権を必要最小限にし、業務終了後のデータ削除を徹底するよう求めている s1

この手口に共通する一般的な解説で、この事案の公表内容ではありません。出典番号(sN)は手口ページの出典一覧を指し、全文も同ページに。

AI関与の評価

昇格には出典が要る

AI関与: 未評価

公表文に AI への言及はなく、評価はまだ行っていません。

同じ組織・委託先・製品・業種・手口の記録

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出典

項目別の根拠引用(5)
  • disclosedAt: 「公開日 10月15日」[s1]
  • counts[0]: 「21校(別紙参照)、約1万6千人」[s1]
  • dataTypes: 「登録者の氏名及びメールアドレス 登録生徒の在籍学校名及び学年 等」[s1]
  • detectedAt: 「同事業者から該当学校へ情報漏えいの可能性があることについて報告あり」[s1]
  • cause.initialAccess: 「株式会社アルカディア(大阪府箕面市)のシステムに対し、第三者による不正アクセス」[s1]

この記録について

記録の作成
2026-10-20
更新
2026-10-21
出典の最終取得
2026-10-21
識別子
wakayama-pref-board-of-education-20261015
  • 2026-10-20更新: Claude Code(intake-review)が一次公表(sources の s1)から下書きを更新。公開の判断は人
  • 2026-10-21更新: 背景と関連情報を出典 5 件で追加(自動)

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