n0n
n0n
- 初出
- 2026-09-18
- 外部 ID
- RansomLook n0n
日本での活動
当サイトの事案と、リークサイトへの掲載| 年 | 掲載 | 事案 |
|---|---|---|
| 2026 | 2 | 0 |
公的機関の情報
注意喚起、起訴・制裁・摘発このグループを名指しした公的情報の記録はありません。
攻撃手法
当サイトの事案集計と ATT&CKATT&CK の手法は未登録です。
使用ツール
名称を開くと一覧の解説へ記録なし。
インフラ
所在は無効化表記。リンクにしないRansomLook が観測した所在 1 件のうち、到達可のものと最終確認が 180 日以内のものを先に出します(到達可 0 件)。
- リークサイトnongzecboljwv3yfndkggsybsglfrkffw7bvk2zemuteoxe6etpusnad[.]onionn0n到達不可確認 2026-10-13
解説
n0n(表記は N0n とも)は、2026年9月に現れた新興の恐喝グループである。RansomLook は初出を2026年9月18日と記録している[s1]。CyberXTron の調査によると、活動は9月18日に初めて確認され、9月22日までに Tor 上のリークサイトで十数件の被害組織の情報が公開された[s4]。Fortra の分析(2026年10月3日公開)を引いた Bellator Cyber も、9月中旬に初めて現れ数日で約12件の被害を掲載したと伝えている[s6]。名称の由来、RaaS かどうか、運営体制は出典に示されていない。Bellator は、新規グループに見られる一般的なパターンとして、既存グループの改名、RaaS 運営、過去の侵害の後出し公開を挙げる。ただし n0n がどれに当たるかは Fortra の投稿に記されておらず、同社自身も分析にとどまると断っている[s6]。
手口について。CyberXTron の分析では、侵入はインフォスティーラー型マルウェアで盗まれた認証情報の悪用から始まる。その認証情報で企業ネットワークに初期侵入し、権限を昇格して管理ツールを掌握し、恐喝要求の前にデータを加工・集約する[s4]。一方、BeforeCrypt は、確認した範囲のベンダーや政府の情報源に初期侵入手法、悪用された脆弱性、MITRE ATT&CK との対応づけの公開はなく、SOCRadar のプロファイルにもツールや手法の記録がなかったと述べている[s5]。Fortra の投稿も初期侵入手法に触れていない[s6]。
恐喝の特徴は、二重恐喝に加えてバックアップ破壊の脅しを前面に出す点にある。機密データの窃取に加え、バックアップやシャドウコピーを暗号化または破壊すると明示的に脅す[s4]。被害組織ごとにカウントダウンタイマーが設けられ、期限が切れた一部の案件ではデータが公開された。これは支払いに応じない被害組織がいることを示唆すると指摘されている[s4]。BeforeCrypt によれば、リークサイトの掲載には UTC の正確な期限が付き、期限後にデータを分割して公開すると記される。被害組織は掲載内の案内に従い、非公開の交渉ルームで確認と決着を図る。掲載に身代金額は示されず、金額は交渉ルームで初めて話し合われる。従来型の脅迫状ファイルは見つかっていない[s5]。投資家データを税務当局に送ると脅した例もある[s5]。暗号化の有無には見解の相違がある。SOCRadar は暗号化を伴わないデータ恐喝と評価し、WatchGuard は二重恐喝に分類している[s5]。n0n 自身の掲載には、バックアップとシャドウコピーを暗号化または破壊し業務を完全に停止させたとの記述があるが、これは本人の主張で未検証である[s5]。BeforeCrypt によれば、掲載には証拠が欠けるものや架空の被害組織に似たものがあるとの指摘もあるため[s5]、リークサイトの主張は攻撃者の言い分として扱い、被害確認を優先すべきである[s6]。
リークサイトは Tor 上にある[s4][s5]。ミラーや連絡手段のハンドルは、出典に記載がない(RansomLook の連絡手段は記録なし)[s1]。
標的と被害について。CyberXTron が確認した攻撃では金融サービスが最多で、被害の23%を占める。技術、小売、教育が各15%で続き、医療、防衛、専門サービスも標的になった[s4]。地域は米国が最も多いが、ベトナム、ウズベキスタン、ブラジル、スウェーデン、ルクセンブルクなど世界各地に被害を主張している[s4]。BeforeCrypt は、Ransomware.live が同月に9か国で12件の掲載を数え、金融、小売、教育に集中し、米国とベトナムの掲載が目立つと整理している。同社は政府機関も対象に挙げている[s5]。掲載内容として、ネットワーク図、顧客文書、投資家・受注の記録を窃取したと主張している[s5]。日本の組織が被害に遭ったとの記述は、出典にない。
動向について。被害掲載数は初出後も増え続けていると Fortra は報告している[s6]。専門家は、公開された時点の情報は初期の兆候にすぎず、全体像ではないとしている[s6]。CyberXTron は、n0n を現在活動中で信頼できる二重恐喝の脅威として扱い、認証情報の衛生管理、アクセス監視、バックアップの隔離に早急に取り組むよう勧告している[s4]。具体策としては、外部アクセスすべてでの多要素認証、VPN や RDP など公開サービスの露出制限、最小権限の徹底、ネットワーク分離、内部のアクセス挙動の監視が挙げられている[s4]。なお、警察庁は、データを暗号化せず窃取だけで金銭を要求する「ノーウェアランサム」の被害も確認されていると注意を促している[s2]。改名や逮捕などの動きは、出典には見当たらない。
出典
- s1
- s2
- s3
- s4報道Emerging Ransomware Gang Uses Backup Destruction Threats to Pressure Victimsinfosecurity-magazine.com · 取得 2026-10-13
- s5
- s6
更新 2026-10-13