incidentlog.jp最終更新 2026-10-13
IncidentLogインシデントログ

devman

devman

ランサムウェア運営不明 2025-04-06〜
初出
2025-04-06
外部 ID
RansomLook devman

日本での活動

当サイトの事案と、リークサイトへの掲載
年掲載事案
202520

公的機関の情報

注意喚起、起訴・制裁・摘発

このグループを名指しした公的情報の記録はありません。

攻撃手法

当サイトの事案集計と ATT&CK
Initial Access3 手法
  • T1566Phishing
  • T1078Valid Accounts
  • T1190Exploit Public-Facing Application
Discovery3 手法
  • T1482Domain Trust Discovery
  • T1018Remote System Discovery
  • T1135Network Share Discovery
Execution2 手法
  • T1059.001Command and Scripting Interpreter: PowerShell
  • T1053.005Scheduled Task/Job: Scheduled Task
Defense Evasion3 手法
  • T1562.001Impair Defenses: Disable or Modify Tools
  • T1070Indicator Removal on Host
  • T1484.001Domain Policy Modification: Group Policy Modification
Credential Access2 手法
  • T1003OS Credential Dumping
  • T1555Credentials from Password Stores
Command and Control1 手法
  • T1071Application Layer Protocol
Lateral Movement2 手法
  • T1021.002Remote Services: SMB/Windows Admin Shares
  • T1021.001Remote Services: Remote Desktop Protocol
Exfiltration2 手法
  • T1041Exfiltration Over C2 Channel
  • T1567Exfiltration Over Web Service
Persistence2 手法
  • T1547.001Boot or Logon Autostart Execution: Registry Run Keys
  • T1543.003Create or Modify System Process: Windows Service
Impact4 手法
  • T1486Data Encrypted for Impact
  • T1491Defacement
  • T1529System Shutdown/Reboot
  • T1490Inhibit System Recovery

使用ツール

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DevMan ransomware、BloodHound、SoftPerfect Network Scanner、PsExec、PowerShell、Mimikatz、Custom info-stealer

ベンダー・研究者の分析

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インフラ

所在は無効化表記。リンクにしない

RansomLook が観測した所在 1 件のうち、到達可のものと最終確認が 180 日以内のものを先に出します(到達可 0 件)。

連絡手段(RansomLook の記録。無効化表記): Tox: 9D97F166730F865F793E2EA07B173C742A6302879DE1B0BBB03817A5A04B572FBD82F984981D
匿名化・通信経路(出典に明記のあるもの): Tor(Tor hidden services): 侵入後の連絡とリークサイトに使用 [s5]その他(TOX): 侵入後の連絡プロトコルとして使用 [s5]

関連アクター

解説

正体と来歴

DevMan(Dragos 表記は Devman)はランサムウェアを運用するグループである。Vectra AI によれば、2025年4月中旬に最初に確認され、当初は Qilin(Agenda)と DragonForce のアフィリエイトとして動き、APOS の活動とも関連づけられた [s7]。RansomLook は初出を 2025-04-06 と記録している。2025年7月には DragonForce から分かれ、独自のインフラと最初のリークサイト「DevMan's Place」を立ち上げた [s7]。ANY[.]RUN が7月1日に公開した解析では、ペイロードは Conti を基にした DragonForce のコードを流用していた [s7]。ただし Vectra AI は、ランサムウェアの帰属判断は複雑で、DevMan は特定の運営者の延長と確定できず、コード再利用やアフィリエイトの移動、ツール共有の産物と捉えるのが妥当だと述べる [s7]。Dragos は同グループが独立して活動していると評した [s6]。2025年9月30日に「DevMan 2.0」を始動し、アフィリエイト募集とビルダーのダッシュボードを備えた RaaS へ移行した [s7]。ダッシュボードでは Windows、Linux、ESXi を対象とした暗号化ツールを作成でき、売上が2,000万ドル未満のアフィリエイトには22%の取り分が示された [s7]。行動規範では CIS 諸国と子どもに関わる医療機関への攻撃が禁じられている [s7]。Dragos によれば、バージョン 1.0(C++)から 2.0(Rust)へ短期間で移行し、規律ある企業的な内部構造とアフィリエイトの厳格な審査を特徴とする [s6]。

手口

初期侵入は、悪意ある添付ファイル付きのフィッシング(T1566)、RDP へのブルートフォースやクレデンシャルスタッフィングによる正規アカウントの悪用(T1078)、VPN ゲートウェイやリモート管理インターフェースなど境界サービスの脆弱性悪用(T1190)である [s5]。内部では BloodHound で Active Directory の攻撃経路を可視化し、SoftPerfect Network Scanner と SMB スキャンで偵察する [s5]。認証情報は Mimikatz による LSASS メモリのダンプ(T1003)と、ブラウザ保存情報を狙う独自のインフォスティーラー(T1555)で窃取する [s5]。横展開は PsExec と管理共有(T1021.002)、盗んだ認証情報による RDP(T1021.001)で行い、実行は PowerShell や cmd のスクリプトで行う。従来型の RAT は使わない [s5]。バージョン 2.0 ではグループポリシー(T1484.001)によるドメイン全体への配布も使われる [s5]。暗号化の前に、アンチウイルス、EDR、バックアップソフトを停止し(T1562.001)、ボリュームシャドウコピーを削除する(T1490)[s5]。データは MEGA などのクラウドストレージへ持ち出され、容量は通常50GBから300GB、最大2.5TBが記録されている [s5]。暗号化は完全、ヘッダーのみ、カスタムの3モードで、Windows Restart Manager API を悪用してファイルロックを回避する [s5]。ランサムウェアはオフラインで動作し、C2 のビーコンを出さない [s5]。壁紙変更は Windows 10 では動くが Windows 11 では失敗する [s5][s7]。脅迫はデータ暴露を先行させる混合型で、カウントダウン付きの Tor リークサイトを使い、ランサムノートでデータ公開とツール破壊を警告する [s5]。身代金の要求額は、v1.0 が60,000ドルから2,500,000ドル(中央値450,000〜800,000ドル)、v2.0 が1,000,000ドルから91,000,000ドル(中央値1M〜7M ドル)と上昇した [s5]。

連絡手段とリークサイト

侵入後の連絡には TOX プロトコルと Tor の隠しサービスが使われる [s5]。RansomLook は連絡手段を tox と記録し、ハンドルを 9D97F166730F865F793E2EA07B173C742A6302879DE1B0BBB03817A5A04B572FBD82F984981D としている。リークサイトは qljmlmp4psnn3wqskkf3alqquatymo6hntficb4rhq5n76kuogcv7zyd[.]onion で、RansomLook では停止中と記録されている。

標的と主な被害

Dragos によれば、Devman は重要インフラと医療分野の大規模組織への攻撃を強め、アフィリエイトに対し重要インフラは売上1億ドル、医療は5,000万ドルという基準を示している [s6]。被害の具体例として、Halcyon は国の社会保障基金で侵害された RDP アカウントからドメイン管理者権限が奪われた事例と、政府省庁で2,000システムが暗号化された事例を挙げている [s5]。

動向

Vectra AI によれば、2025年7月に DragonForce から離れて独自インフラへ移り、9月30日には DevMan 2.0 として RaaS 提供者へ転換した [s7]。同月、DragonForce が Qilin や LockBit との連合を発表しており、同じ名前がリークサイトやアフィリエイト、共有インフラに繰り返し現れると Vectra AI は指摘する [s7]。Dragos は DevMan が報道露出を積極的に追求し、世論形成を心理的圧力に使っているとも評した [s6]。

出典

更新 2026-10-13